メールやSkype、対面でキャリア相談ができる仕事経験のシェアサービス「CareerLine」がリリース

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画像2_ログイン前TOP画面

新卒採用や中途採用に関する新しい取り組みやサービスが生まれるようになってきている。本日、また新たな就職関連サービスがリリースされた。

本日リリースされた「CareerLine」は、様々な企業に努めている人や職業の人が「サポーター」としてサイトに登録し、ユーザはメールやSkype、直接対面でサポーターに仕事の話を聞くことができるサービスだ。

画像3_サポーター検索画面(ログイン後のTOPページ)

このサービスを開発しているのは、現在名古屋で働いている山崎 晃平氏。リクルートキャリアに務め、中途採用サービスの営業を行いながら、自分でも人材カテゴリで何かビジネスをしたいとアイデアを探していたという。

山崎氏は仕事で中途採用に関わる中で、転職回数の多い人材は入社前に会社や仕事に関して得られる情報が十分ではなく、ミスマッチが原因で転職することが多いことを知った。

山崎氏「転職活動にはOB訪問といった文化がありません、実施している人は個人のつながりだったり、SNSを通じてOB訪問している人もいますが、とても労力がかかります。直接、その企業や業界で働いている人に話を聴くことができれば、口コミよりも信頼できる情報が得られると考えました」

画像6_コンタクト方法選択(聞きたい!を押すとポップアップが出る)

転職にあたり、転職先の企業や業界に関する情報収集手段となるサービス。加えて、山崎氏にはキャリアや働き方といったもう少し抽象度の高い内容についても相談する機会を増やしたいという考えもあった。

山崎氏「自分は、働くことを通じて成功体験を得ることができ、自分に自信を持つことができるようになりました。その経験から、働く人に自信をもたらすサービスを提供したいと考えて、以前から個人事業主としてキャリア相談にのっていました。「CareerLine」はその活動をサービス化した側面もあります」

こうした背景があって開発されたには、いろんな業界の会社に勤めている人に話が聞ける他、起業家やワーキングマザーといった人々も登録しており、働き方の相談も可能だ。山崎氏は、転職相談と働き方に関する相談が同サービスで応えられるニーズだと考えているという。

画像7_コンタクト依頼画面(コンタクト方法を選択した後のページ)

ユーザがサポーターにコンタクトを依頼し、承認されると料金が発生する。料金は、メッセージのやりとりは500円〜、Skypeや対面での相談は1000円〜という価格設定になっている。サポーターは自分の値付けを自分で行うことができ、ユーザの相談にのり、評価が上がると値付けできる金額の上限が上がっていく。

CareerLineがあれば、物理的に会うのが難しい人にも仕事の相談をすることが可能だ。海外で働いているサポーターに相談したり、海外留学中の人が日本で働いている人に相談する、なんてことも可能になるかもしれない。

同社は7月11日にサービスリリースを記念したイベントの開催も予定している。転職を考えている人や、働き方に悩んでいる人に加え、こうした悩みの相談に乗ってもいいと考えている人はCareerLineをチェックしてみてはいかがだろうか。

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