シンガポールのDBS銀行、モバイル決済アプリPaylahをApple Watch向けに提供

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シンガポール系のDBS銀行は、自社の DBS Paylah アプリを Apple Watch 向けに提供すると本日発表した。DBS Paylah は、iOS や Android フォン向けのモバイル決済アプリだ。DBS に口座があれば、利用者は自分の口座とアプリをリンクさせて資金を追加することができる。資金はアプリのモバイルウォレットに保存され、オンライン決済、オンライン購入(特定のショップ)、寄付、友人同士の少額決済にも使える。

7月1日更新:この記事は、DBS からの情報に基づいて更新済み)

Apple Watch 向けの Paylah は、基本的には iPhone アプリの拡張機能なので、互いに bluetooth で同期させることができる。そのため、ユーザは別のアプリを Apple Watch にダウンロードする必要はない。モバイルアプリをアップデートするだけで Apple Watch に対応するようになる。

今のところ、ユーザは Apple Watch で支払いの完了など取引状況に関する通知を受け取ったり、残高チェックを行ったりすることができる。今後 DBS は、送金など徐々に機能を追加し、ウェアラブル端末からの指示にも対応できるようしていくと Tech in Asia に伝えている。

スマートフォンとアプリは紐付けされており、アルファベットと数字を組み合わせた6桁のパスワードで最低1回はログインする必要がある。ウェアラブル端末からでも情報がチェックできるよう、Apple Watch はスマートフォンから離さず、またアプリは bluetooth を介して互いが繋がった状態でロックさせる必要がある。iPhone 向けのアプリもログインが必要で、iPhone 5s 以降の機種のユーザは TouchID 経由でもログインできる。取引額の上限は初期設定で999シンガポールドル(739米ドル)に設定されているが、ユーザは個人の裁量で額を調整することができる。

シンガポールのモバイル決済業界はこの1年半の間に成長しており、その顕著な例として国内の電話会社 Singtel と Standard Chartered 銀行の Dash アプリや Mastercard の Masterpass など大手が参入している。シンガポールのスタートアップ、2C2PMatchmove1月に日本のクレジットカードと金融サービス会社、クレディセゾンから資金を調達)もこの業界で積極的に事業展開を進めている。

DBS Paylah アプリの iOS と Android 向け完全版は昨年リリースされた。シンガポールでどれほど多くの人に利用されているかすぐにはわからないが、銀行側はこの件に関しての詳細を一切明らかにしなかった。Play Store のインストール数は現在10万~50万件の区分に入っているものの、範囲がかなり広いためアクティブユーザ数や取引件数を判断する材料にはならない。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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