ホームセキュリティシステムと聞くと、導入には大がかりな設置作業や、たいそうな金額がかかってしまう…というイメージは、大きく間違ってはいないだろう。ところがこの「Flare」は、そうしたホームセキュリティシステムのイメージを覆してしまうほど、簡単かつ安価に導入ができるという。
「Flare」の導入は非常にシンプルで、本体を壁に取り付け、スマートフォンに「BuddyGuardアプリ」をインストールし、連携させるだけ。あとはスマホの機能とFlareの機能が連携して、様々な機能を発揮してくれる。
具体的には顔認証/記録用のHDカメラ、動きを感知する赤外線センサー、セキュリティ危機への驚異を感知する加速度センサー、部屋の状況を監視する温度センサー、人がいるように振る舞うためのスピーカー、アラーム用のサイレン、バックアップ用の電池、そしてクラウドやスマートフォンと通信する機能などが備えられている。
本人認証に関しては顔認識、音声認識を採用している。スマートフォンのGPSと連動し自動で不在を感知してセキュリティをかける機能や、ペットを家族と誤認しない機能なども備えており、すぐに想像できそうなセキュリティ機能は全て入っていると言えそうだ。
ユニークなことに、IFTTT のレシピにも対応していて、各人が好きなデバイスとの連携を生み出す余地が提供されている。本ガジェットは Kickstarter にてすでにプロジェクトを達成。年末の出荷を予定しており、小売価格は245ユーロとされている。
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