IAMASから生まれたIoTな枡「光枡」の開発資金を募るクラウドファンディングがスタート

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hikaru masu

岐阜県の大垣市にIAMAS(情報科学芸術大学院大学)という大学院大学がある。著名なクリエイターも輩出しているこの学校から、新しいプロダクトが登場した。

登場したのは、LEDライトを活用した「光枡」。スマートフォンから専用アプリを通じて操作することで、複数のパターンで光らせることができるプロダクトだ。

「光枡」は本日からMakuakeでクラウドファンディングプロジェクトをスタート。量産に向けて資金を募っている。



「光枡」のチームは2013年9月、IAMASの小林茂教授と、卒業生たちがその周辺で創業したベンチャーたちが主催した新商品開発を目指すアイデアソン・ハッカソンで結成された。枡をどうしても光らせたかったチームメンバーが、ある日突然自宅で枡を改造し、試作品を持ってきたのが始まりだという。

ものづくりは大橋量器、デザインと撮影制作はサンメッセ、ハードウェアはトリガーデバイス、プロジェクト管理とソフトウェアをパソナテックがそれぞれ担当している。

アイデアソンやハッカソンの後、プロトタイプを作り、それを製品化まで進めようという動きは興味深い。日本の地域には技術力を持った企業が数多く存在している。

彼らが発想を形にし、クラウドファンディングという場所を使って全国から資金を募るというやり方が広まると、各地から面白いプロダクトが登場するようになっていくのではないだろうか。

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