グロースハッカーは2000人規模にーーKaizenが米Domoと連携しマーケティング効果の見える化を促進

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グロースハック事業を提供するKaizen Platform(以下、Kaizen)は7月23日、都内でカンファレンスを開催、同社がビジネス管理プラットフォームを提供するDomoと連携し、8月上旬からマーケティング効果の可視化サービス「Advanced Report(アドバンスドレポート)」の提供を開始すると発表した。

米Domoの創業は2010年、様々な企業データを管理、活用することで的確な意志決定を促すプラットフォームを提供しており、同社を利用する社数は1000社に上る。

広告管理データ、ログデータ、販売データなどのマーケティングに関する自社情報を一元管理できるDomoに対し、Kaizenが実現するサイト改善の効果をリアルタイムに反映することで、各企業のマーケティングKPIをダッシュボード上で可視化する。価格は初期費用で50万円、月額費用は20万円となっている。

イベント冒頭、共同創業者兼CEOの須藤憲司氏は「マーケティング」の役割が拡大していると語りかけた。

「使ったことがある人はわかると思うが、Uberとタクシーの顧客体験は全然違う。ユーザーとプロダクト、サービスの間に『体験』が生まれる。この顧客体験がいかにいいものか、人々をがっかりさせないか、どういう驚きを与えるのかという視点は、これまでのマーケティングにはなかった役割になるのではないだろうか」。

マーケティングというとどうしても広告やアドテク、グロースハックなどの狭い範囲に話題が偏りがちだ。しかしマーケティングは売れ続けるための仕組みであり、そのために必要な要素は経営そのものだったりする。

今回のDomoとの連携は、彼らの提供する「人+システム」のハイブリッド・プラットフォームが企業のマーケティングに対してどの程度貢献しているか定量化、見える化し、迅速な企業判断を促す効果が期待される。

実はこの「見える化ダッシュボード」のアイデアは以前の取材で聞いていたものだったが、実現には大変な開発工数がかかるということで、お目見えには少々時間がかかった。須藤氏にそのことを確認したら、自社開発と提携の天秤にかけて早い方を取った、ということらしい。

またイベントの会場で須藤氏に聞いたのだが、現在、同社の抱えるグロースハッカーネットワークは2000人規模に成長しており、今も毎週50人ほどの人材が登録を進めているという。今年2月の取材時に1300人ほどだったので、順調に「増員」は進んでいるとみていいのではないだろうか。

<参考記事>

問題解決する人を増やすーーKaizen Platformが国内最強の「グロースハッカー・オブ・ザ・イヤー」を決定

さらに同社で東京以外の地域グロースハッカー・ネットワーク構築を推進する鬼石真裕氏の話では、福岡県を中心とするエリアだけでも400名規模のグロースハッカーがプラットフォーム上で活躍をしているという話だった。

地域振興、希少人材の育成という側面からもこの動きは非常に注視している。

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