レジェンダのシンガポール法人が、人材採用管理クラウド「ACCUUM(アキューム)」を日本市場向けに正式ローンチ

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採用・人事・労務管理を提供するレジェンダ・グループのシンガポール法人 Leggenda Pte Ltd. は6日、クラウド採用管理システム「ACCUUM(アキューム)」を日本市場向けに本格的に提供開始したと発表した。

ACCUUM は、企業が人材採用をする際の、自社ウェブサイト上応募受付、候補者とのメール管理、インタビュー管理、人材紹介会社管理、レポート、チャネル分析などの採用管理業務を全て一元管理するできるクラウドシステムだ。これまでにも、大手企業などは ERP の機能の一部を使って同様のしくみが利用できたが、カスタマイズや多額の利用料が必要だった。ACCUUM はスタートアップや中小企業向けに開発されており、採用職種や活動の多さと求める機能に応じて、フリーミアムまたはプレミアムで提供される。

シンガポールで ACCUUM の開発を統括する、Leggenda Pte Ltd. 代表取締役の鈴木仁志氏に話を聞いた。

ACCUUM を使えば、複数のオンラインサービスや自社ウェブサイトを使って人材採用を行った際に、どのオンラインサービスからの応募流入が多いか、面接エントリに至るまでのどのステップで応募者のアクセスが脱落しているかなどを分析でき、よりコスト・パフォーマンスのよい方法を検証することができます。オンラインサービス別のパフォーマンス比較はもとより、募集コンテンツの A/B テストなども可能です。

ACCUUM はシンガポールおよびフィリピンで開発され、昨年11月にシンガポールでローンチ、ユーザ・フィードバックに基づいて改善が重ねられ、今回、日本市場向けの正式ローンチを迎えた。現在のバージョンでは、エージェントやオンライン・サービスからのメールの発信元ドメインや ACCUUM 上に開設したランディング・ページの切り分けで、どの経路からの応募流入が多いかを判断できる。将来的には、リファラー検出により、ランディング・ページを切り分けなくても経路が判定できるようになる予定だ。

採用の中だけで考えれば、オンライン採用サービスを使う部分はプロフィットセンター、採用管理をする部分はコストセンターという解釈がされてきました。したがって、これまで、採用そのものに比べ、採用管理にはあまり光が当たってきませんでした。

スタートアップや中小企業では、予算の都合だけで安い採用サービスを使ったり、いい人が採用できるなら高いサービスでも使ったり、肌感覚や付き合いで採用方法を選択しがちでした。ACCUUM では、一人当たりの採用単価を算出できるようにし、定量的に採用方法を評価できるようにしました。(鈴木氏)

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Leggenda Pte Ltd. 代表取締役 鈴木仁志氏

鈴木氏は以前、テック企業大手のエグゼクティブやエンジニア人材の採用を受託していたが、後に結婚式プロデュース大手のテイクアンドギヴ・ニーズに移り、グアム島の式場でマネージャーを担当。2010年にレジェンダに入社し、以来、シンガポールで事業開発に従事している。これまでの経験を念頭に、特にスタートアップや中小企業などでも簡単かつ安価で使えるサービスの開発に注力したのだそうだ。

今回の日本向けローンチに加え、同社は ACCUUM を東南アジア向けにパートナー拡販を開始する。サービス提供言語も、現在の日本語と英語に加え、中国語、マレー語、タイ語、ベトナム語、タガログ語などが追加される予定だ。日本のみならず、アジアではハイヤリング・プラットフォームのローンチが続く中で、ACCUUM が、採用フェーズの実質的なプロセスにどのような影響をもたらすか見守りたい。

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