世間で使われている目覚ましの多くは、音で強制的に目を覚まさせるものだろう。これはいわゆる「聴覚」に訴えかけて、目覚めを促進させている。
対して、今回紹介する次世代目覚まし「SensorWake」は、「嗅覚」に訴えかけて香りで目を覚まさせる斬新な機構を備えている。香りはカプセルに封入されており、1つのカプセルは60回程度の目覚ましに使えるという。
香りなんかで起きるのだろうか?と疑問に思われると思うが、開発者の行った実験によれば「99%の人間が起床した」とのこと。しかも起きなかった1%は鼻づまりが原因と思われるようだ。つまり、ほとんどの人間は香りによって起床することができるらしい。
ちなみにリスクヘッジのため、香りを出して3分後にはアラーム音を鳴らすこともできとのこと。
気になる香りだが
・アメリカンブレックファースト(ベーコンとオレンジジュース)
・コンチネンタルブレックファースト(エスプレッソとクロワッサン)
・キャンディーラッシュ(スウィートピーチとストロベリーキャンディー)
・エンジョイブレイク(海辺とジャングル)
・爽快なアロマセラピー(ティーツリーとチョコレート)
・活性アロマセラピー(ジンジャーとペパーミント)
・VIPラウンジ(ドルと黒檀→Kicksterter限定)
の7種類が用意されている。気になるのはもちろんVIPラウンジで、ドルの香り、すなわちお金の匂いで目を覚まさせるようだ。
本ガジェットはKicksterterにて目標額を達成しており、順調にいけば11月から出荷が開始される。一般小売価格は119ドルを予定しているとのこと。
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