元来人間は、暗くなれば眠くなり、明るくなれば目が覚めるように作られている。しかし最近の研究結果では、LEDの光をあびると、眠気が削がれてしまうことがわかってきており、入眠前のパソコンやタブレット操作について健康的な被害があるとの意見も出されている。
そんな問題に取り組んだのがSaffronによる新しいLEDライト「Silk」だ。このLEDは、色温度と明度を時間やシチュエーションに合わせて変更するようになっており、人間の生活リズムを阻害しないよう工夫されている。
シチュエーションに関しては、起床やワークアウト、ロマンチックや、ヨガなどが設定でき、LEDによって集中力やリラックスの手助けをすることができるとのことだ。
Silkの導入方法はいたってシンプルで、Bridgeと呼ばれるLED制御用の小さな端末をコンセントに挿し、LEDそのものは現在使っているソケット電球と差し替えるだけ。色温度やシチュエーションの制御はスマートフォンで行うことができ、また元から備えられている壁のスイッチをON/OFFすることでも、色温度の変更をすることが可能だ。
気になる価格だが、3つのSilkと1つのBridgeがセットになったものが129ドルで販売される予定となる。発売は2016年の6月を予定しているとのこと。
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