掲載ツアー数1,000件、アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」がB Dash Venturesから2億円を調達

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レジャー・アクティビティの予約サイト「そとあそび」

星の数ほどEコマースが登場し、ボタン一つで大概のものを手に入れられるようになった今、人の関心は物の購買ではなく「体験」に寄せられつつあります。2004年8月から、初心者でも楽しめる厳選したアウトドア・レジャー予約サービスを提供するのが「そとあそび」。同社は本日、B Dash Venturesが運営するファンドを引受先とする第三者割当増資により、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

初心者でも楽しめるよう厳選されたツアー

本媒体がそとあそびを取材したのは、昨年2014年7月。サイトをリニューアルし、元ガイアックスの中島裕さんが代表取締役の就任するなど、サービス・体制ともに変化を迎えたタイミングでのこと。あれから約1年、予約件数は昨年比較で倍増し、掲載ツアーの数は1,000件を突破。アクティビティの種類も30種を超えています。

紹介するツアーの数が増えても、コンセプトは立ち上げ当初から変わらず。乗馬・ラフティングのガイドなどアウトドア業界歴15年のそとあそび創業者 山本さんを筆頭に、山岳ガイドや自転車に乗って世界一周をした夫婦などの「そとあそびキュレーター」が、厳選したツアーだけを紹介しています。こうしたキュレーターが現地に趣き、ツアーの内容をヒヤリング。必要なら写真も撮影し、ツアーの文章も書く。

「現地を知り就くていること」と「アクティビティのプロであること」。この2つがあって初めて、いいツアーができると話す そとあそびの中島裕さん。

「アウトドアと言うと、アクティブにすごく汗をかいてみたいなイメージがありますが、それだけではなく、週末に自然をゆったりと五感で楽しむようなツアーも多いです。例えば、馬に乗って出かけていって木の上のツリーハウスでコーヒーを飲んだり、シーカヤックで無人島まで行ってBBQやシュノーケリングを楽しんだり。そこでしかできない体験が集まっています」

0歳から60歳以上まで、年齢で探せるこだわり検索

参加する子どもの年齢でも探せるツアー
参加する子どもの年齢でも探せるツアー

しっかりキュレーションされているから、自分では目利きができないアウトドア初心者でも行ってみたいツアーが見つかる。そとあそびの利用者層は幅広く、中でも多いのが20〜30代の独身男女と、ファミリー層です。また、最近では高齢の参加者も増えているのだとか。「人生で一度でいいから馬に乗ってみたかった」とツアーに参加する80歳、パラグライダーで空を飛ぶのが夢だったという高齢の夫婦など利用者層がいっそう広がっています。

中島裕さんが同社に参加してからというもの、サイトデザインの改善にも積極的に取り組んできました。そとあそびは、この1年以内でPC版サイトを再度リニューアル。ユーザーの具体的なニーズに応じて適切なツアーが見つかるように、と追加したのが「こだわり検索」の機能です。

具体的には、「0歳でできる」から「16歳以上でできる」まで、参加する子どもの年齢をピンポイントに選んでツアーを絞りこめるように。また、高齢のユーザー層が増えていることを受けて、「60歳以上可」のチェックボックスを設けたり、「1人で参加OK」「ペット参加可」など、より細やかにツアーが探せるようになっています。

体制強化とブログメディア「Outfitter」の運営

そとあそびのチームの皆さん
そとあそびのチームの皆さん(左上が中島裕さん)

今回調達した資金は、そとあとびキュレーターの体制強化や、サイトのブラッシュアップ、またアウトドア会社に提供する予約管理ツールの開発などに使われます。「周辺地域」と「アクティビティ」双方のプロフェッショナルである必要がある そとあそびキュレーターは、人員を倍に増やす予定。

また新たな取り組みが、そとあそびサイト内に新設した「Outfitter(アウトフィッター)」というブログメディア。「山ガール必見!女性のために作られたおすすめトレッキングシューズ3選」や「シーカヤックを楽しむためには何が必要?準備しておきたい服装とお役立ちグッズ」など独自コンテンツが集まり、アウトドアの楽しさやお役立ち情報などが発信されています。

現在は、キュレーターを含む10名ほどのメンバーから成るそとあそびのチーム。同社では、上述のブログメディアを創っていける人材、またデザイナーやエンジニアなどを募集しているとのこと。そとあそびを通じて、より多くの人が自然と触れる時間を増やすことを目指して、今後もサービスを拡充させていく予定です。