業界業務の知見をつなぐ1時間からのスポットコンサル「ビザスク」が5社から総額2.6億円を資金調達

SHARE:

Visasque-website

スポットコンサルプラットフォーム「Visasq(ビザスク)」が、総額約2.6億円の第三者割当増資の実施を発表しました。今回は、2014年3月の資金調達に続く2度目の調達。引受先には、DCMベンチャーズ、DBJキャピタル、みずほキャピタルなどが名を連ねています。今回調達した資金は、システム開発や運営体制の強化、また高まるクロスボーダーにおける知見マッチングニーズに応えるための海外進出などに使われるとのこと。

2013年10月末にリリースされたビザスクには、現在までに5,000人を超えるアドバイザーが登録しています。発注者は、対面または電話会議で1時間単位のコンサルティングを依頼できます。アドバイザーへの1時間あたりの謝礼は、C2Cで平均して15,000円ほど。法人契約に関しては25,000円と高単価で推移しており、スポットコンサルティングへの高いニーズが見て取れます。

一般的なクラウドソーシングが開発やデザインなど「手に職系」のスキルを基準とするのに対して、ビザスクでは経営企画や生産/R&D、マーケティングなど幅広いスキルを扱っています。また業界も、電気製品から食品、金融まで多用多種。業界のトレンドや独特のルール、販路調査、またシステム開発や人事に至るまで、ピンポイントなニーズに応えてくれます。

「コンサルティング」というとなんだか敷居が高い印象がつきまとい、限られた一部の人による職種だと思ってしまいがち。でも、特定の業界に身を置く人材なら、その中で皆それぞれに経験や知見を溜めているはず。自分にとっては当たり前の知識と、それを必要としている人や企業とをビザスクがマッチングしてくれます。

「1時間からのスポットで依頼が来るビザスクでは、中途採用などとは違ってピンポイントで多彩な依頼が集まっています。そのため、自分では気づいていなかったこれまでの経験が持つ価値を新たに気づくきっかけになります」(ビザスク代表 端羽英子さん)

現在のウェブサイトの他に、今後はアプリとしての展開も視野に入れるビザスク。また、地域を超えたスムーズなマッチングを実現するための電話機能や検索機能の強化、多言語対応なども予定しています。

職場で与えられる肩書きは一つでも、実務では多方面の仕事を兼務していたり、そうでなくても業界の全体像や仕組みについては自然と理解が深まるもの。スキルと経験の掛け算で、自分の価値を再発見させてくれるビザスクの今後の展開に注目したいと思います。