20億ドルを調達した配車アプリ「Didi-Kuaidi(滴滴快的)」、シャトルバスサービスを北京と深圳でローンチ

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先週20億米ドルという大規模な資金を調達した中国最大のタクシー配車アプリDidi-Kuaidi(嘀嘀快的)が、その輸送プラットフォームに新たな選択肢を追加する(編集部注:原文掲載7月20日)。通勤者向けシャトルバスサービス「Didi Bus(嘀嘀巴士)」だ。このサービスは、当局によって同様のサービスが慎重な排除されている、まさにその時に登場した。

同社によれば、同サービスは北京で33ルート、そして深圳での10ルートでスタートする予定で、7月末までに両都市において数百本の運行を予定している。

Didi Busは、最初のうちはDidi Kuaidiに投資しているTencent(騰訊)が開発した人気の高いIMツール「WeChat(微信)」を介して運営される予定だ。WeChat上の「Didi Bus」公式アカウントをフォローすると、ユーザは自分の電話番号で登録し、通勤ルートと時間を選択することができる。運転手は、1回の乗車につき約7~13人民元(1.12~2.09米ドル)を都度払いで差し引くeチケットを受け取るが、これは公共バスの3~5倍の金額だ。だが運行最初の週では、1回の乗車につき0.01人民元の割引を行う予定だと、同社は述べた。

このインターネット企業は、公認旅行会社およびリース会社と提携し、バス車両を調達している。シャトルルートは、既存のルート情報はもちろん、旅行者のリクエストにより、複数設定された。

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サービスは20歳から40歳までの都市通勤者を対象としており、中国のお粗末な公共交通機関システムを引き立たすべく考案されている。Didi Busはまた中国の都市におけるカープールの実績の乏しさを挙げながら、新しいサービスの売り込みの助けとなるように持続可能性に基づく諸々の考え方を取り入れている。Didi Busは、非常に人気のある配車アプリを拡張し収益化するためのTencent-Ali提携による最終ステップだ。この合併企業は、過去6ヶ月間にわたり徐々にカープール、黒塗り高級車サービスおよび指定ドライバーサービスを本格的に展開してきた。

このサービスの今後の収入源としては、チケットに加え、バス広告、グッズ売り上げ、そして指定席を始めとする、乗客向けの付加価値を加えたサービスが含まれる。このサービスは、WiFi接続、軽食そして革張りシートを始めとする最高級サービスにより商業化されている、サンフランシスコを拠点とする通勤者向け豪華バスサービス「Leap Transit」と似ているように思える。

だが、このシャトルバスサービスが中国市場で成果を上げられるかは、まだわからない。Leap Transitは、適切な許可を得ていないとして、地元の取締官から停止命令を受けて運行を停止しているが、これはDidi Busもまた、中国国内で規制リスクに直面することを意味しているのである。

だがKuaidiの社長Liu Qing氏は、中国におけるDidi Busの先行きについては依然として楽観的である。彼女は、交通改革は中国においてこれまでに起こった他の変化と同じように生じるだろうと主張し、「どんな新たな改革の前にも、必ず反対の声がありました。ですが、歴史は繰り返します。(中国国内の)国営食堂に民営ダイニングが取って変わったのと同じように。」と語った。

【via Technode】 @technodechina
【原文】

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