
はじめての海外支社として日本法人を設立させるなど、本格的なグローバル展開を進め始めたGitHub。そんなGitHubが7月29日にSequoia Capitalをリードとし、Andreessen Horowitz、Thrive Capital、Institutional Venture Partners(IVP)が参加したシリーズBラウンドで、2.5億ドルの資金調達を実施したと発表した。
GitHubは、2008年に設立したソフトウェア・コードのホスティングサービスやソフトウェア共同開発共有ウェブサービスで、プログラマーやデザイナーなどがコラボレーションするツールとして、いまや世界に970万人以上のユーザがいる。
今回の資金調達では、エンタープライズ向けのサービスの開発や、日本以外での海外進出のための資金とするという。2008年から現在まで、テクニカルサポートなどは英語対応のみだったのにもかかわらず、GitHubを活用するユーザの上位トップ10に日本のユーザが入っていた。日本法人の設立にあわせて、日本語によるGitHub Enterpriseの法人向け導入サポートや、円建て決済や日本語のテクニカルサポートも開始した。今後は、英語以外の言語対応やユーザ上位グループの多い地域に対する進出が見込まれる。
オープンソースによるさまざまなサービス開発の基礎となるための次の一手を見据えている。
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