50ヶ国1,000人超のネイティブ講師が集まる「スキマトーク」が毎日話せる新プラン、法人サービスも好調

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スキマトークが「毎日レッスンプラン」を開始
スキマトークが「毎日レッスンプラン」を開始

日本人にとって、どうも苦手意識が拭えない英語学習に対しては、さまざまなアプローチが取られています。2014年10月にサービスを開始したのが、「SkimaTalk(スキマトーク)」。世界中から、英語がネイティブなオンラインコーチを探すことができるマーケットプレイスです。

世界50ヶ国から集まる1,000人超の講師陣

スキマトークのネイティブ英会話講師が1,000人を突破
スキマトークのネイティブ英会話講師が1,000人を突破

昨年11月の取材では700人だったネイティブ講師の数は、1,000名を突破。志望者のわずか3%しか残らないという厳選な評価システムをパスした高レベルの講師が、世界50ヶ国以上から集まっています。

スキマトークのネイティブ講師の特徴と言えば、その多様なバックグラウンド。サービス開始当初からリクルーティングしてきたUCバークレーの学生などに加えて、今では社会人のネイティブ講師も。プロの英語講師スタンフォード大学の学生元デロイトの弁護士、投資の専門家やテレビのコメンテーター退役軍人に至るまで、何とも多彩な講師陣が集まっています。

スキマトークでは、講師が最も多いアメリカに法人を構え、現地アメリカ人スタッフを採用。企業などとの提携を含めて、今後さらに優秀な講師を確保していく予定です。

シリコンバレーの巨大IT企業による試験導入も

Skima-Talk-website

「世界の舞台でも十分に闘える人材を育成したい」という想いで立ち上げられたスキマトーク。一回から受けられる一般ユーザー向けのレッスンに加えて、グローバル人材の育成を課題とする企業向けの法人サービスも提供しています。この度、法人向けサービス専用ページが開設されました。

スキマトークの法人サービスは、既にSMBC日興証券、リクルートホールディングなどが導入。その他にも、海外事業比率増を目指す企業などによって、部署別の英語力向上や、選抜された英語中級以上の社員を上級者にするためなどに導入されています。熱心な社員には、一月に60レッスンをこなすような人もいるのだとか。

また日本だけでなく、シリコンバレーの大手IT企業から「欧州やアジアの社員に向けた英語学習に」とスキマトークを試験導入する動きも。

「弊社の法人が米国にもあること、英語を含む多言語対応していること、また世界中の社員がオンライン受講できることから、国外企業にも導入メリットを感じていただけています。法人向けサービスが非常に順調に進んでいるため、グローバル展開を法人向けサービスから開始する可能性も出てきました。」(スキマトーク代表 清水 幸治)

毎日レッスンプランなら25分690円〜

1回単位で申し込めるマンツーマン英会話レッスンは、25分690円〜です。新たに開始した「毎日レッスンプラン」は、25分と50分の2種類のオンラインレッスンを毎日受講できるもの。1日1回または2回から選べます。25分プランは24,800円/月、50分プランは42,800円/月で受講できるとのこと。

「これまでは、忙しい人でもスキマ時間を使って好きなだけレッスンができる柔軟性を魅力としてアピールしてきましたが、今後はペースを決めて、毎日コツコツ学習したい層にもリーチしていけると考えています」

市場のマンツーマン英会話サービスには、1回のレッスンが5,000円前後のものがあることを考えるとかなりリーズナブル。スキマトークでは、生徒による講師評価などをサイトに公開することで、講師の管理・教育費用を限りなくゼロに押さえています。また、そもそもオンラインに完全特化。こうすることで、お財布に優しく継続しやすい価格帯を実現しています。

「専門性」という共通点が継続学習を後押し

英語教育を専門とする講師に教えてもらえる安心感がある一方で、英語を教える以外のプロフェッションを持つ講師の存在によって、スキマトークの楽しみ方に広がりが見られています。レッスンを長く続けている生徒の多くには、お気に入りの先生が数名います。性格や教え方、趣味、専門性のどれかが合致することで、学習の継続率が上がるのだとか。

理系の博士課程の生徒が、同じ専攻の大学院生講師に論文を見てもらう。ロースクールに留学中の生徒が、弁護士資格がある講師と英会話レッスンをする。また、マーケティング担当者が、現役のマーケティング実務者からレッスンを受けるなど。こうした使われ方が増えていることを受けて、スキマトークでは今後、専門性を軸にした講師の検索機能も実装する予定です。

スキマトークの大きなビジョンは、「世界中の人が持つスキルや知識を見える化し、それをオンライン上の会話で知識移転できるようにする」こと。まず最初に、「英語力」というスキル保持者を講師に集うことで、バックグラウンドや専門性が異なる多様な人材が集まる。スキルシェアのプラットフォームとして正しいアプローチだと言えます。

既に、講師が自分で学習コースを作り、それを自分で根付けする機能も開発中。高度なスキルを持つ人材を集めていくことで、「英語」×「スキル・知識」を学べるプラットフォームを目指して行きます。自分が関心のあるテーマを、英会話で英語を学びながら修得できるスキマトークの国内外の展開に注目です。

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