一時はユーザー数が2500万に達したコンテンツ発見サイト「StumbleUpon」、大量解雇へ

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<ピックアップ>StumbleUpon lays off dozens after failing to raise new round, source says

ユーザーの興味に合わせてコンテンツを発見してくれるサービスとして知られているStumbleUponが従業員の解雇を進めていることをVentureBeatが伝えている。関係筋がVentureBeatに伝えた内容によると、100名あまりいた同社の従業員は今週末には30名ほどまでに整理される予定とのこと。同社は2012年にはユーザー数が2500万人に達したと発表し、注目を集めていたが、その後の状況は険しかったようだ。

StumbleUponは2002 年にスタートし、2007年にはeBayが7500万ドルで買収した。その2年後に、再度同社はeBayから独立して事業を経営することとなった。最後の資金調達は2011年の1700万ドルだった。

同記事によると、StumbleUponの収益の要は広告収入とのことで、12万のブランドとパブリッシャーが同社の広告システムを使用しており、その中にはLevi’sやNikeといった大手ブランドも含まれる。

VentureBeatの分析によれば、Facebookやツイッター、YouTubeといったサービスが広告手段として人気を高め、特にモバイル向けの広告において差をつけられてしまったこと、またモバイル用アプリにおいては、Flipboardといったその他のアプリの人気が増していたことを今回の解雇の背景として指摘している。

via. VentureBeat

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