
今年の夏は、例えばUberやDidi KuaidiにFlipkart、Coupangのような10億ドル越えする、もしくはそこに到達する投資ラウンドに多額の投資をする投資家が散見された。コマースのスタートアップたちはこの資金を使ってそれぞれの市場を牽引する地位を確たるものにし、一方で、オンデマンドサービスのような新しいセクターに登場してきた、あまり質のよろしくないスタートアップたちはライバルたちに先んじて勝機を得ようとこのキャッシュを燃やしている。
狂気の夏が終わり、どれぐらいの資金を調達し、そして現在の評価額がいかほどになったか、という観点でのアジア圏最大のユニコーンたちが明らかになった。このグローバルランキングを確認すれば、世界のテクノロジー市場でどのようにアジア圏のトップ企業が存在感を示しているかわかるだろう。これはCB Insightsが作ったデータで、リアルタイムにユニコーンを追跡してくれるものだ。調査方法は確かなメディアが報じる月次の新たな評価額報道を元に調整しているようだ。
アジア圏の20社のスタートアップ・ユニコーンに照準を当ててみると、こんなことがわかってきた。詳細は下記のインフォグラフィックスを確認頂きたいのだが、これらの企業の総評価額は1320億米ドルで、公表されている調達額の総額は180億米ドルにもなる。ガジェットメーカーのXiaomi(小米)はアジア圏でもトップであり、グローバルランキングでも評価額が460億米ドルと、2番手につけている。これはUberの510億米ドル評価に次いだものとなっている。
【原文】
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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