おこづかいもアプリであげる時代、Clever Kashで学ぶ「ちびっこの電子マネー教育」

SHARE:

<ピックアップ> Smart Piggy Bank Prepares Kids for A Cashless Future

素直に可愛いと思ってしまいました。こちらの動画をまずはぜひご覧くださいませ。

Clever Kashはニュージーランド拠点の金融グループ、ASBの銀行が提供する子供向けの貯金サービス。可愛らしい黄色いゾウさん型貯金箱に貯められるのは実際のコインや紙幣ではなく「溜まった額のデータ」になります。いわゆる契約口座の残額表示のようです。

y7036o

例えば両親のお手伝いをしてくれたちびっこにお駄賃をあげる場合、こちらの絵にある通り、アプリの中のコインをスワイプしてゾウさんに向かって投げると、お腹に表示されている数字が上がっていくら溜まってるかわかるようになっています。実際に使う場合はその口座で契約しているクレジットカードを使う模様。

clever_kash_005

紹介しているPSFKの記事にこのASB銀行の方のコメントが掲載されているのですが、そこにもある通り、幼児に対しての仮想通貨の教育って難しいと思うんですね。実際の紙幣などのように手にとって数えられないので、番号だけ見せられたとしても、それでなぜモノが買えるのか、おそらく理解するまでに時間がかかるのではなかろうかと。このClever Kashはデジタル世代の子供達によいお金の習慣を身につけてもらうというのがゴールなのだそうです。

clever_kash_002

お手伝いしてこの黄色いゾウさんにいいものが溜まって、それで何かおやつとかそういうモノが買える、ということが分かれば、確かに楽しく貯金やお金に関する考え方が身につきそうです。

貯めてる途中で貯金箱壊して小銭を取り出したりする背徳感を経験できないのは少しもったいない気もしますが、こういうサービスは日本でも可能性が高いんじゃないでしょうか。

via PSFK

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する