
<ピックアップ>Three food delivery startups sued over worker status
アメリカで盛り上がりを見せる分野では、別の面ではさまざま課題も浮き彫りになっています。その一つが、フードデリバリー市場におけるスタッフに対する過剰労働と言えるかもしれません。
フードデリバリーのGrubHub,、DoorDash、Caviarが、先日スタッフからハードな労働による訴えがされました。フードデリバリーは、ご存知のとおりユーザからオーダーを受けたら、指定のレストランなどから料理を受け取り、それをユーザの指定の場所に配送するというもの。最近では、30分以内などの短時間での配送を売りにするサービスもでてきています。
しかし、日本でのピザのデリバリーでは店舗は一つである一定の距離のユーザ宅に配送すればよいが、フードデリバリーは店舗もバラバラ、ユーザ宅もバラバラということもあり、配送するスタッフに対してかなりの重労働や精神的な負担を強いてしまいます。
また、スタッフの多くは正社員ではなく業務契約したスタッフであったことから、スタッフに対する企業側のケアやサポートの不足などがあげられるといえるでしょう。
訴えが今度どうなるかはまだ未定ですが、最終的にはそこで働くスタッフにとっても意味のある労働環境でなければいけません。フードデリバリー業界だけでなく、さまざま業種にとっても同じでしょう。
via The Verge
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