動画を使ったメッセージアプリ「Glide」が偶然にも魅了したのは、手話を第一言語とするろう者のユーザー層

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Glide-app

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2013年に誕生したイスラエルの「Glide」は、ポンポン手軽に動画メッセージをやり取りできるアプリ。もともと、ファウンダーは、家族や友人と顔を見ながら話したいけれど、わざわざSkypeコールを設定するのは面倒と感じる人たちをターゲットに想定していた。

ところが、立ち上げから1年ほどしてみると、意外なユーザー層が増え始めた。それはろう者の人たち。アメリカには、耳が聞こえなかったり、何かしらの聴覚障害を抱える人が400万人いると言われてる。そんなアメリカのろう者の間で流行り、Glideに登録する2,000万人のうち、25万人がろう者なんだそう。

ろう者の多くは読み書きもできるけれど、彼女たちにとっての第一言語は手話。Glideなら、一番自然な手話を使ってコミュニケーションができる。ろう者のユーザーが多いとはいえ、それでもまだ集まるのは25万人。ニッチすぎて事業化はなかなか難しそうだけれど、ろう者からはアプリに対するさまざまなフィードバックが集まっているのだとか。

今後は、手話に瞬時に字幕をつける機能や、テキスト文字をビジュアルなグラフィックスに変換するような機能などの実装を検討中。ろう者と健常者がコミュニケーションを楽しめるような場になると素敵かもしれない。

via. Quartz