勢いを増すヘルスケア分野、Googleがメンタルヘルスの分野に力を入れる兆し

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via Flickr by “A Health Blog“. Licensed under CC BY-SA 2.0.
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<ピックアップ>Google’s Medical Moonshots Take Aim at Mental Health

ヘルスケア分野におけるテック企業、スタートアップの勢いが増しているなか、新たに米国の国立精神保健機関(National Institute of Mental Health)でディレクターを務めてきたTom Insel博士がGoogleのライフサイエンスチームに加わることになったことをRe/codeが伝えている。Googleのライフサイエンスチームは設立から2年が経つ部署で、新会社Alphabetの傘下に属しているが、今後さらにメンタルヘルスの分野でも開発に力を入れていくようだ。

Insel博士は国立精神保健機関のサイト上で、今回の決断について語っているが、ライフサイエンスチームについて「ヘルスケア領域に大きな変化をもたらす新しいテクノロジーの開発に取り組んでいる」と述べた上で、「メンタルヘルス分野でも大きな研究に取り組もうとしているのは、大きな意義をもつ姿勢だ。ライフサイエンスチームは、精神疾患、気分障害、自閉症などの負担の大きさ、また何百万もの人が影響を受けている世界で大きなインパクトをもたらせる機会があることを理解している」と語っている。

Googleのライフサイエンスチームは、こちらも看板的な存在としてGoogleが引き抜いた遺伝子学者のAndy Conrad氏が率いており、糖尿病患者のグルコースのレベルを測定することができるスマートコンタクトレンズの開発や、糖尿病の治療手段の開発においてフランスの製薬会社Sanofiとの提携するなど、糖尿病の分野での研究開発を積極的に進めてきた。

なお、メンタルヘルス分野においては、Facebookの元CFOのDavid Ebersman氏がLyra Healthというヘルスケアスタートアップを立ち上げており、メンタルヘルスの問題を抱える人を対象にしたソリューション開発に取り組んでいる。

Appleも次の主要な事業開発領域の一つがヘルスケアだと言われるなか、引き続きこの分野で大きな動きがありそうだ。

via. Re/code