Googleがインドの400駅に高速パブリックWi-Fiを設置する計画であることを明らかにしました。2016年の終わりまでには、100駅にWi-Fiを設置する予定だとか。
Indian Railwaysと連携して国中の駅に無料で提供され、長期的には自前で存続できるようになっていく予定だそうです。
インドの総理大臣Narendra Modi氏が、Googleの北米ヘッドクオーターを訪問している期間中に明らかにされました。
via VentureBeat
Googleがインドの400駅に高速パブリックWi-Fiを設置する計画であることを明らかにしました。2016年の終わりまでには、100駅にWi-Fiを設置する予定だとか。
Indian Railwaysと連携して国中の駅に無料で提供され、長期的には自前で存続できるようになっていく予定だそうです。
インドの総理大臣Narendra Modi氏が、Googleの北米ヘッドクオーターを訪問している期間中に明らかにされました。
via VentureBeat
マーケター向けのツールは多数存在するが、ネックとなる問題はとにかく多くのアプリケーションが存在するという点だ。すべてを効率的に処理できて、しかもブランドに対して戦略の成功を約束するデータを提供する方法はあるのだろうか。本日ローンチした Tenjin はこうした問題を解決し、マーケターがより良いROIに到達できるように手助けすることを目的にしている(編集部注:原文掲載8月24日)。 2014年夏のY…
マーケター向けのツールは多数存在するが、ネックとなる問題はとにかく多くのアプリケーションが存在するという点だ。すべてを効率的に処理できて、しかもブランドに対して戦略の成功を約束するデータを提供する方法はあるのだろうか。本日ローンチした Tenjin はこうした問題を解決し、マーケターがより良いROIに到達できるように手助けすることを目的にしている(編集部注:原文掲載8月24日)。
2014年夏のY Combinatorのバッチに参加した Tenjinは、パフォーマンスマーケターが取り扱ってきたアナリティクスプラットフォームやアトリビューションパートナー、サーバーなどといった複数のサービスを扱う際に行ってきた工程を自動化するものだ。
一般的にこうしたサービスから得たデータは、マーケターによってエクセルのスプレッドシートにまとめられて、ROI が見極められてきた。その工程は確かに複雑だが、Tenjinいわく同社のサービスはデータ入力と解析を自動化するだけでなく、キャンペーンの損益分析点も示すことができるようになるという。
これは、すべてのサービスを管理するための仲介プラットフォームではない。Tenjinはコンソリデーターだ。アドテクサービス全般にわたって、データに基づいたROIや90日間という期限内の対価解析、ユーザーのアプリ使用時間といった良い機能(かつよく使われる機能)を引き出して、それを一つのプラットフォームに統合する。さらに、実際のデータ(予測データではない)を使用してある一つのサービスからどれくらいの収益をうみだしているのかを示すこともできると同社は述べる。それによって、ユーザーは自分のお金がどのように使われているかを明確に把握することができる。
Tenjinのコーファウンダー、Amir ManjiとChristopher Farmは、Tapjoyという企業でアプリの収益化とモバイル広告事業に取り組んでいたときに、こうしたマーケティングソリューションを思いついた。FarmがVentureBeatに語った内容によれば、Tapjoyのメンバーはパフォーマンスマーケティング解析を効率化するためのカスタマイズされたダッシュボードを開発したものの、実際にはそれを使っていなかったという。彼らは単にデータを引き出して、CSVファイルに乗せて、解析のために自分のシステムにインポートしていた。
この状況を見て、Farm と Manjiは一つのシンプルな目的を掲げてTenjinをスタートする。マーケターがより簡単に、複数の異なるアドテクサービスのROIを計算できるようにするという目的だ。
Tenjinは料金モデルをまだ正式に決めていないというが、これまでは各契約ベースで運用しているという。とはいえ、現在市場に出ている解析プロバイダーと同様に月ごとの料金を設定することも検討している。
Tenjinのサービスは簡略化されたモデルを提供しているようなので、すべてのマーケターに適するわけではないかもしれない。もしマーケターの目的がROIの判断以上のものであれば、Tenjinは求めているものと違うかもしれない。また、同社はChartboost、Tapjoy、Supersonic、Google AdWords、YouTube、Flurry といった40のアドネットワークをサポートしているものの、Tenjinがサポートしていないサービスを別途使う必要があるかもしれない。最後に、さまざまなアドテクプラットフォームの一部の機能のみを使っているため、自分のニーズを満たすほど強力なツールではないと感じるマーケターもいるかもしれない。
だが、特定のキャンペーンにおいて本気で収益を上げたいと思っているマーケターにとっては、Tenjinが提供する機能は魅力的に見えるかもしれない。また、あなたが開発者であれば、収益がそれぞれどこから発生しているのかを追跡することは重要になるが、Tenjinはまさにその点に特化した機能を提供している。
TenjinはY CombinatorとLIfhtbankから支援を受けており、そのほか複数のエンジェル投資家も出資している。
中国で最大の人気を誇るチャットアプリWeChat(微信)は昨日、電子書籍アプリWeixin Dushu(微信読書、別名WeChat Read)を公開した(編集部注:原文掲載8月28日)。同アプリではユーザが自分の読書リストや履歴をWeChatフレンドと共有できる。現在はiOSプラットフォームでのみ利用できる。 WeChatはニュース記事閲覧において最も人気のあるサービスの1つであるが、この新アプリ…
中国で最大の人気を誇るチャットアプリWeChat(微信)は昨日、電子書籍アプリWeixin Dushu(微信読書、別名WeChat Read)を公開した(編集部注:原文掲載8月28日)。同アプリではユーザが自分の読書リストや履歴をWeChatフレンドと共有できる。現在はiOSプラットフォームでのみ利用できる。
WeChatはニュース記事閲覧において最も人気のあるサービスの1つであるが、この新アプリは愛読家向けだ。同サービスにより、WeChatユーザは見やすく広告のないインターフェースでEPUBやTXTフォーマットの書籍を読むことができるようになるという。
Weixin DushuにはWeChat Moment(微信朋友圈)のようなコンテンツ共有プラットフォームがあり、ユーザがWeChatフレンドの読書リストを閲覧でき、お勧め書籍の共有もできる。
また、同アプリは「Leaderboard(排行榜)」や「Like(讃)」というWeChat Sport(微信運動)とGames(微信遊戯)で成功を収めた2つの既存のゲーミフィケーション機能を統合した。ユーザがアプリ内で何時間読書に時間を費やしているかをカウントし、ソーシャルネットワーク上での競争機能を設け、選択したWeChatフレンド全員の情報が掲載されるデイリーリーダーボードを備えている。もちろん、読書リストの共有や他者との競争をしたくない場合は、同サービスを停止することができる。
このプラットフォームでは現在、フィクションから歴史もの、伝記、社会科学まで、幅広いカテゴリの書籍を取り扱っている。今のところ、このプラットフォーム内の電子書籍ストアにある書籍はすべてサードパーティーの出版社が著作権を保有しており、無料または数十人民元で読めるものばかりである。
WeChatプラットフォームは決済サービスにもかなり力を入れているが、残念なことに現在Weixin DushuはApple IDを通じての支払いしか対応しておらず、中国人ユーザに人気のあるWeChat Payment(微信支付)にはまだサポートしていない。
WeChatの親会社であるTencent(騰訊)は近年、オンライン出版産業の開拓に注力している。今年の初めにもTencentは中国国内で最大のオンライン書籍出版社となるべく、オンラインゲームの開発を取り扱うShanda(盛大)のオンライン出版部門と提携したばかりである。
3Dプリンターで出力された、プログラミングが可能な教育用ロボットキット「Roby」が開発されている。Kickstarterで支援を募集したところ、目標額となる25,000ドルを集め、プロジェクトは成功となっている。 「Roby」はロボットを構築するための学習プラットフォーム。自身の手で組み立てることで、ロボットの組み立て方やScratchなどでのプログラミングについて学ぶことが出来る。Arduin…
3Dプリンターで出力された、プログラミングが可能な教育用ロボットキット「Roby」が開発されている。Kickstarterで支援を募集したところ、目標額となる25,000ドルを集め、プロジェクトは成功となっている。
「Roby」はロボットを構築するための学習プラットフォーム。自身の手で組み立てることで、ロボットの組み立て方やScratchなどでのプログラミングについて学ぶことが出来る。ArduinoやRaspberry Piについても使用することで、使い方を習得することが可能としている。
Robyにはステップに合わせて、「Roby Junior Kit」「Roby Standard Kit」「Roby Genius Kit」といった3種類のキットが用意されている。
「Roby Junior Kit」は、Arduinoによって自律遠隔操作が可能な年少者向けのロボット。障害物を避けたり遠隔操作を可能にしたるするための、Arduinoボード、2つのDCモータ、DCモータを駆動するためのシールド、超音波センサがキットに含まれている。また、購入時に選択したカラーで3Dプリントされたパーツ、Robyを構築するために必要なすべてのハードウェアも含まれている。
「Roby Standard Kit」は、2輪で”歩行”するロボットを組み立てることが可能。それに必要となるアームやサーボモータ、ステッパーモータやジャイロスコープなどがキットに含まれているとのこと。
「Roby Genius Kit」は音声認識や音声コマンドといった操作が可能となる。最新のRaspberry Pi、無線LAN / Bluetoothモジュール、カラーディスプレイ、ビデオカメラ、マイク、スピーカーといったパーツが含まれるという。
また、それぞれにアップグレードキットが用意されており、JuniorからStandardへのステップアップも出来るようになっている。
組み立てられたRobyは二輪でバランスを取りながら走行が可能で、倒れた時に起き上がることができるように2つのアームを持っている。車輪を追加することで、4輪での走行を行うことも出来る。3Dプリンタによって作成したパーツを使って外観のカスタマイズを行うことも可能。
公式ウェブサイトで、3Dプリンティング、Arduino、Raspberry Pi、センサ、ステッパモータ、プログラミングなどについて学ぶことが可能としている。
Kickstarterでのキャンペーン期間は終了しているが、現在は公式サイトにて予約を受け付けている。「Roby Junior Kit」が84ドル、「Roby Standard Kit」が179ドル、「Roby Genius Kit」が299ドルとなる見込み。
数多くのスタートアップが立ち上げタイミングに参加する起業の登竜門、シードアクセラレータプログラム。アクセラレータプログラムは、基本的に単独のベンチャーキャピタルが主導するものだったが、本日よりその前提を覆す新たな取り組みがスタートする。 本日発表された「Supernova」は、複数のシリアルアントレプレナー、専門家、事業会社、投資家と共に、スタートアップへの支援を行う共創型アクセラレータプラットフ…
数多くのスタートアップが立ち上げタイミングに参加する起業の登竜門、シードアクセラレータプログラム。アクセラレータプログラムは、基本的に単独のベンチャーキャピタルが主導するものだったが、本日よりその前提を覆す新たな取り組みがスタートする。
本日発表された「Supernova」は、複数のシリアルアントレプレナー、専門家、事業会社、投資家と共に、スタートアップへの支援を行う共創型アクセラレータプラットフォームだ。
本日より参加者募集を開始し、2015年11月下旬よりプログラムをスタートさせる。募集するのは、「産業構造の革新」を目指す起業家だ。
教育、医療。不動産、製造、小売流通、農業、エネルギー、金融など、まだIT化が十分に進んでいない産業において、新しい事業を立ち上げるプレイヤーが求められている。
だが、こうした産業は、市場規模や人々に与える影響が甚大である一方、どうアプローチしていけばいいかが掴みづらい。すでに存在しているプレイヤーたちは、対象産業に関する知識や経験を蓄積したうえで、スタートアップに挑戦している。
「Supernova」では、こうした構造が複雑になっている産業に取り組むために、共創というアプローチをとっている。同プログラムは、Draper Nexus、Slogan、Coent Venture Partners、Viling Venture Partnersの4社が共同して運営を行う。
シードアクセラレータープログラムでありながら、複数のVCが共同で運営を実施するというのは珍しい。彼らが持つネットワークを共有し、起業家や産業の専門家といった人々を集め、起業家のメンタリングを行っていくことが、「Supernova」の特徴だ。
共同運営社の一社であるViling Venture PartnersのCEOである栗島 祐介氏は、「投資のスタンスが近いVCと共同でプログラムの運営をしていけたら」とコメントしている。
「Supernova」の応募者は審査後、ビジネスアイデアの完成度に合わせて、インキュベーションスクールかアクセラレータプログラムかに参加することになる。アクセラレータへの参加基準に満たない起業家であっても、見込みがある起業家は、6ヶ月間の起業家スクールに参加できる。
アクセラレータプログラムに採択された起業家は、500〜700万円のシード投資を受け、挑戦する産業に適した専属メンターや各分野のスペシャリストからのサポートを受けながら、サービス・プロダクト価値の向上を目指す。
プログラム期間は6ヶ月間となっているが、2ヶ月ごとに卒業審査が開催され、2ヶ月おきに卒業のチャンスがやってくる。スピードの速いスタートアップは、2ヶ月でも卒業可能というわけだ。
卒業の審査は複数のエンジェル投資家が行い、卒業資格を獲得したスタートアップは、ベンチャーキャピタルや事業会社、エンジェル投資家、メディア等に向けたDemoDayに参加する機会を得る。
「Supernova」の共同運営者であるスローガンの前川英麿氏は、
「新たな産業を生み出すようなスタートアップを支援するにはどんなアクセラレータプログラムが考えられるかをゼロベースで考えていった結果、「Supernova」が生まれました。色々なVCと協力して骨太な内容のプログラムにしていけたらと思います」
と今回のプログラムについて語る。スローガン代表取締役社長の伊藤 豊氏は、
「Slogan Viling Venturesで、教育に特化したアクセラレータプログラムに取り組んでみて、專門知識を持っている人と、産業にチャレンジしたい人たちをマッチングできました。特定の産業に特化したアクセラレータプログラムを提供することの手応えがありました。
「Supernova」では、単に別の産業に特化したアクセラレータプログラムを提供するのではなく、教育と同様にイノベーションが起きうる産業複数に柱を立てていくようなアプローチができたらと考えています」
と産業に特化したアクセラレータを経験しての手応えについて語った。彼らは「Supernova」を提供することで生まれる専門家や投資家、起業家のネットワークを、シード期を抜けたスタートアップにもつなげていきたいと考えているという。
「Supernova」の第一次応募の〆切が2015年10月末、プログラムのスタートは2015年11月下旬からを予定している。
<Pick Up> Kickstarter nixes unlimited vacation time for employees Kickstarterで働くことのメリットのひとつに、制限なしの休暇日数があった。ところが最近になってこの制度は廃止され、休暇日数は年間25日に定められたのだとか。 同社の広報は、BuzzFeed Newsに対して「チームに対して質の高いワークライフバラン…
<Pick Up> Kickstarter nixes unlimited vacation time for employees
Kickstarterで働くことのメリットのひとつに、制限なしの休暇日数があった。ところが最近になってこの制度は廃止され、休暇日数は年間25日に定められたのだとか。
同社の広報は、BuzzFeed Newsに対して「チームに対して質の高いワークライフバランスを提供することは常に重要視しています。休暇日数を明確に定めたことで、どれだけ休むのが適切なのかという質問がなくなりました」とコメント。
Pocket、Prezi、Evernote、Netflixなど、無制限の休暇日数制度を設ける企業は少なくない。制限なく休みが取れると聞くと、特に休む時間が短いことで知られる日本人にはうらやましく聞こえる。
でも、実態を見てみると、例えばGlassdoorが2014年に実施した調査では、アメリカの平均的な労働者は定められた休暇日数の半分しか取得していないのだとか。労働者の61%が、休暇中も仕事をすることがあると回答。
休暇を取得することに罪悪感を感じる人が増え始め、アメリカの労働文化に変化が見られると記事は指摘している。