3Dモーションセンサーとゲームで子どもが歯磨き好きに?!フランス発の電動歯ブラシ「Kolibree」

by Yukari Mitsuhashi Yukari Mitsuhashi on 2015.9.30

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3Dモーションセンサー搭載の電動歯ブラシ「Kolibree」

毎食後の歯磨きは、おとなだって面倒。子どもなら、なおさらそのはず。実際、子どもの2人に1人は、「つまらないから」という理由で歯磨きを嫌っているのだとか。また、一般的な歯ブラシで正しく磨かれる歯の表面はわずか30%(Kolibree調査)。歯医者さんがいくらお手本を見せてくれても、それを家で継続的に実行するにはなかなかのハードルがあることがわかります。そんなこんなで、そもそも歯磨きをする回数自体が減ってしまうことも珍しくありません。

ゲームをしながら正しい歯磨きが修得できる「Kolibree」

そんな「楽しさ」とは中々紐づかない歯磨きに遊びの要素をもたらしてくれるのが、フランス発の「Kolibree」です。Kolibreeは、3Dモーションセンサーを搭載した電動歯ブラシ。2014年には、Kickstarterのキャンペーンで約11万ドル(1ドル100円で単純計算して1,100万円)を集めました。これまでに8,000台以上が販売されています。

Kolibreeは、3Dモーションセンサーを使うことで口の中のどこにブラシが当たっているのかを把握。iOSとAndroidの専用アプリと連動し、正しく歯磨きできているかをリアルタイムに教えてくれます。また、歯磨きと連動したゲームも。例えば、海賊のキャラクターが橋の上を走り続けるゲームでは、歯ブラシが正しい場所にあるとキャラクターが金貨を拾って行く。逆に歯磨きが上手く出来ていないと金貨を見逃すことに。

歯磨きが上手に出来たかのフィードバックもアプリに表示。スマホのディスプレイに磨き残しがあった場所をわかりやすく表示してくれるため、歯磨きの上達にも繫がります。

歯磨き嫌いな自分の子どものために開発

Kolibreeの共同ファウンダーでCEOのThomas Servalさんは、過去10年間、IT業界のスタートアップ企業と共に仕事をしてきました。彼はまた、3人のお子さんのパパでもあります。

子どもたちは3人揃って歯磨きが嫌いなため、毎度歯磨きさせるのに苦労してきました。一方で、iPhoneでは永遠に遊ぶことができる模様。テクノロジーを活用することで、歯磨き嫌いな子どもにやる気を出させることができるのではないかと考えました。

「アイディアを共有した僕の歯科医もコンセプトを気に入り、今では彼は出資者で共同ファウンダーでもあります。口内は、人の健康状態を映し出す鏡です。テクノロジーを使って子どもたちに歯磨きをより上手にする方法を教える。お口の健康だけでなく、長期的には彼らの健康そのものを良くしているのです」(Servalさん)

販売台数は2015年末に倍増予定、APIも公開

Kolibreeの独自調査の結果
Kolibreeを使った歯磨きで歯垢除去率がアップ

既に8,000台を超えるKolibreeの販売台数は、2015年の終わりには倍にまで伸びる予定。注文は、アメリカ、カナダ、南ヨーロッパ、UAEなどを中心に世界中から集まっています。現在は、アメリカの歯科医などと共同研究も進行中。また、APIを公開することでKolibreeで遊べるゲームの数も増えていると言います。

調査対象者数は18人と少ないものの、4歳〜14歳の健康な歯を持つ子どもを対象にKolibreeと手動歯ブラシを比較してみました。その結果、Kolibreeを使った子どもの歯垢除去率は、通常の30〜40%より大幅に高い55〜85%であることが判明。子ども達が歯磨きに夢中になる姿が確認されました。

Kolibreeの電動歯ブラシは、公式サイトで199ドルで購入できます。

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