スマートトイ「Moff」がバンダイナムコ、ORSOらから1.6億円の資金調達を実施、ゲーミフィケーション・プラットフォームの開発に注力

by Junya Mori Junya Mori on 2015.9.7

写真左:Moff USA 新CEO Albert B. Chu氏、写真右:Moff CEO 高萩昭範氏
写真左:Moff USA 新CEO Albert B. Chu氏、写真右:Moff CEO 高萩昭範氏

日本発のウェアラブルデバイスとして多くのメディアに取り上げられた「Moff」が新たな動きを見せた。

スマートトイ「Moff Band」を提供するMoffは、本日、バンダイナムコエンターテインメント、ORSO、鎌田富久氏が代表を務めるTomyK、個人投資家らを引受先として、総額1.6億円の第三者割当増資を実施したことを発表。同社は2013年10月に創業して以来、累積調達額は2.1億円となる。

Moffはセンサーデバイスである「Moff Band」を開発・提供しているハードウェアスタートアップ。「Moff Band」は、2014年秋より日米で一般発売を開始。Amazon等を通じて販売を行い、反響を呼んだ。



「Moff Band」には独自の動作・姿勢認識技術、データ解析技術が利用されており、ユーザが動くと音が鳴るなど、モーションをゲーム体験に転化するアクティブ・ゲーミフィケーション・プラットフォームを企画・開発している。

Moffは、今回の調達資金を通じて、「ゲーミフィケーション・プラットフォームの開発」、「ユーザの動作・活動データについて人工知能・機械学習の手法を用いた評価・解析」、「パートナーとの事業開発」に注力するべく、体制の強化を実施していく。

今回の資金調達に合わせ、Moffの100%子会社である米国法人Moff USA Inc.を設立。米国法人のCEOには、米国Apple、AT&T、ACCESS等で事業開発・アライアンスの分野でVice Presidentを歴任したAlbert B. Chu氏が就任。米国市場での事業開発に注力する。

Moff CEOの高萩昭範氏は、以前本誌の取材で北米のスマートトイ市場の大きさや反応の良さについてコメントしていた。今回の米国法人の設立はごく自然なことだといえる。

この先、Moffはセンサーデバイスとゲーミフィケーションプラットフォームの開発を通じて、フィットネスのゲーミフィケーション化に取り組んでいくとコメント。おもちゃ市場のみならず、より広い市場へとアプローチしようとしている。

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