THE BRIDGEウェビナーはニュースや新しいトレンドを詳しく解説するウェブセミナーです。
SCiOは食品や薬品などの分子組成を分析できる携帯できるスキャナーで、キックスターターにて2014年8月に公開されるや、大きな話題となりました。
クラウドファンディングでは20万ドルのプレッジゴール(募集予定金額)に対して、10倍以上の約276万ドルを集めて終了しています。今回のセミナーではこちらのプロダクトの可能性について岩淵技術商事の岡島康憲さんに解説してもらいます。







THE BRIDGEウェビナーはニュースや新しいトレンドを詳しく解説するウェブセミナーです。
SCiOは食品や薬品などの分子組成を分析できる携帯できるスキャナーで、キックスターターにて2014年8月に公開されるや、大きな話題となりました。
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妊娠を希望する女性が、妊娠しやすいタイミングを知るために把握する必要がある基礎体温。特に月経のサイクルが不規則だったりすると、このタイミングの特定がより困難であるため、お医者さんにはできるだけ「毎日」基礎体温をつけるようにすすめられます。 平日も週末も毎朝決まった時間にアラームが鳴り、寝ぼけながら口内に基礎体温計をくわえ、体温計によっては数分間じっとして待つ。仕事に出かける前の貴重な朝の時間にこれ…
妊娠を希望する女性が、妊娠しやすいタイミングを知るために把握する必要がある基礎体温。特に月経のサイクルが不規則だったりすると、このタイミングの特定がより困難であるため、お医者さんにはできるだけ「毎日」基礎体温をつけるようにすすめられます。
平日も週末も毎朝決まった時間にアラームが鳴り、寝ぼけながら口内に基礎体温計をくわえ、体温計によっては数分間じっとして待つ。仕事に出かける前の貴重な朝の時間にこれを続けることが苦痛になり、ギブアップしてしまう人も珍しくないと言われています。
そんな課題に目をつけたのが、スマートフォンと連携することで日々の妊活を支えてくれるスマートセンサー「Tempdrop」です。涙型をしたTempdropを身につけることで、睡眠中の動きや体温を含むさまざまなデータを集めて排卵日を予測してくれます。眠りにつく前に粘着パッドを使って脇下につける、またはアームバンドを使って腕の上部につけるだけ。外すと、Blutoothを使ってデータがスマートフォンに転送される仕組みです。
事前予約注文が集まるのは主に米国とカナダで、2016年半ばに出荷を予定しています。イスラエルを拠点とするチームを率いるファウンダーでCEOのMichael Vardiさんにお話を伺いました。以降は、Q&A形式でお届けします。Tempdropの紹介動画も併せてご覧ください。
ー妊娠を望む女性のためのプロダクトは色々存在します。なぜ、女性はTempdropを選ぶべきなのでしょうか。
Tempdropは、あらゆるスマートフォンを洗練された妊娠モニターに進化させることで最良の価値を提供します。価格もリーズナブルで、アプリやプラットフォームをまたいで使うことができる点も特徴です。必ずしもTempdropの専用アプリを使う必要がないため、アプリを乗り換えることも可能です。
妊娠または避妊のためにTempdropを使えば、正確な予測をいつどこからでも取得することができます。データはユーザーが所有するものというのが、私たちの考えです。ですから、解釈された後のインサイトだけでなく、生データをサイトからダウンロードして、かかりつけの医師に見せることもできます。
朝起きてすぐの面倒な手間はもう必要ありません。Tempdropをつけて、起きたら外す。外した時点で、本来の基礎体温がスマートフォンの管理アプリに同期され、正確な排卵日予測を実現してくれます。
ーTempdropで測定する温度が、外気に影響されることはないのですか?どのような仕組みなのでしょう?
今が、寝室が寒い冬の時期だと仮定して、眠りについたとしましょう。寝ている最中、あなたは寝返りしたりして、よく動きます。そうしている間に、腕が毛布の外に出てしまうかもしれない。そうなれば、外の冷たい空気が皮膚体温に影響するかもしれません。
あなたの動きと共にTempdropがトラッキングする「関連気温」は、あなたの皮膚体温に影響を及ぼしたかもしれない要素にまつわる情報を提供してくれます。上記の例では、あなたの腕が毛布から出た瞬間に「動き」と「関連気温データの大幅な減少」という2つのことを確認し、独自のアルゴリズムがその影響範囲を調整してくれるのです。
ーTempdropが割り出す基礎体温の正確性はどのように実現していますか。またつけ心地についてはどんな工夫をしていますか?
睡眠中の動きと体温にまつわる約10,000点のデータポイントを集めて作っています。この小さなデバイスの唯一のフォーカスは、「正確な基礎体温」という妊娠に関する最も重要なパラメーターを導き出すことです。健康や睡眠の状態を測ることではなく、妊娠することです。アイディアを構想した時からこのコンセプトは変わらず、それがセンサーやチップなどの電子パーツ、またソフトウェアアルゴリズム開発をしていく中の判断基準になっています。
Tempdropのつけ心地にも、同じアプローチをとっています。アームバンドは、伸縮性のあるストラップを採用しています。ホックの部分は女性の下着に使われるものと同じものです。イスラエルで最大の下着メーカーでデザイナーを勤めていた女性デザイナーがデザインしています。
ー専用のアプリだけでなく、Tempdropは市場に出ている既存アプリとも連携して使うことができます。具体的には、どのように連携しているのですか?
ユーザーが、Tempdropとスマートフォンを同期すると、集められたデータが私たちのサーバーにアップロードされます。個々のユーザーのパターンや睡眠の質などを独自のアルゴリズムで解読し、前夜の「真の基礎体温」を導き出します。生理日や排卵日予測アプリの開発者に対してSDKを提供し、それが私たちのサーバーから必要なデータを各アプリに取り入れます。
TempdropのSDKと連携しているアプリであれば、必要データが既に使っているアプリに自動的に表示されます。既に連携しているアプリには、「Menstrual Calendar」や「OvuView」などがあります。
ーMichaelさんのTempdropを開発する以前の経歴について教えてください。ずっとヘルスケア分野にいらしたんですか?
子どもの頃から、既にヘルスケア領域に進むことを決めていました。当時は、きっと医者になるのだろうと考えていました。でも同時に、ものを作ることやテクノロジーによるイノベーションがすごく好きでした。次第に、その2つを組み合わせるようになったのです。
生体医工学を専門に機械工学で理学士号を取得し、その後は生体医工学で修士課程に進みました。それ以来、私のフォーカスは医療デバイススタートアップにおけるイノベーション開発に注がれています。Tempdropの開発に着手する前は、慢性の耳鳴りを治療するための神経刺激インプラントを開発するスタートアップを手掛けていました。その実現可能性を探る臨床研究をまとめ、それは業界関係者向けのジャーナルに出版されました。
洗練された医療機器が市場に出るまでには、非常に長い時間を要します。FDA(アメリカ食品医薬品局)の厳しい規約があり、神経刺激インプラントはその中でも特に時間がかかります。そのため、資金調達も難しい。ですから、3年以上も前に、自分の中で今後はモバイルヘルスとウェアラブルデバイスに注力するという方針を明確にしました。
ーTempdropの開発のきっかけは何でしたか?Michaelさんの個人的な体験などがもとになっているのでしょうか。
その通りです。長女にはすぐに恵まれたのですが、次女を授かるためには6ヶ月間を要しました。一人目がスムーズだったため、すごく不思議に思いました。そこで、その分野の文献などを調べるところから始めました。その結果わかったのが、すべては「タイミング」であるということです。
それどころか、1,000人の女性を対象とする米国の調査によると、90%の女性が排卵前、妊娠するチャンスを高めるために行為を持つタイミングを計るべきであることすら知らなかったのです。
また同時に、基礎体温が排卵を示す最も重要な指標であるにも関わらず、毎朝同じ時間に起きる行為が困難になり、多くの女性が基礎体温を継続して測ることを諦めてしまうこともわかりました(Tempdropが連携するアプリが提供してくれた情報によると、アジアの女性は米国やヨーロッパの女性に比べて、この習慣を忠実に守るようです)。
さらには、朝起きてすぐの体温は、本当の基礎体温ではないことも発覚しました。基礎体温は、人の睡眠スケジュールと質によって異なるのです。例えば、トイレに行ったり、泣いている赤ちゃんの面倒を見るために夜中に起きてしまった場合も、それが朝起きて測る基礎体温に影響することがわかりました。基礎体温は、寝ている間にこそ測るべきなのです。こうした発見をした当時、真の基礎体温を測る術は存在しませんでした。
ーTempdropを開発する上での最大の難関について聞かせてください。それをどのようにして乗り越えましたか?
厳しく先行きが見えない時期をも乗り越える覚悟した、Tempdropに対してやる気に満ちた情熱的でプロフェッショナルな人材を見つけることです。私と同じように、女性そしてカップルの人生を変えてやるという決意を持った人たちです。この課題に対する最良のアプローチは、メンバー一人ひとりに「あなたの専門分野において、あなたが最も得意とすることは何ですか?そして、最も楽しんで取り組めるものは何ですか?」と問うことでした。それと同じことを、Tempdropでもやってもらうのです。
時間や人材などの資源が限られた中で前進することが求められます。また競争も激しい。でも、そのリソース不足が、クリエイティビティとイノベーションを促進させることもあります。
ークラウドファンディングを活用する理由の一つは、アイディアの実証にあります。Tempdropの場合、Indiegogoのプロジェクトは目標金額に到達しませんでした。その理由をどう考えますか?
キャンペーン直前直後、最中のプロモーションにほぼ一人で取り組んでいました。クラウドファンディングのキャンペーンに最適なFacebookやTwitterをそれより前に使った経験もなく、にも関わらず、地元メディアや新聞、またTechCrunchなどに取り上げてもらうことができました。今でもGoogleの検索結果ではTempdropが上位に出るため、価値があったと思っています。
キャンペーンの開始準備(動画制作、キャンペーンの販促など)に向けた睡眠不足、キャンペーン開始後のアドレナリンに満ちた興奮状態、その後もずっとそれが続きました。その結果、かなり手強いインフルエンザにかかってしまい、それが原因で肺炎にまでなってしまいました。まる2週間麻痺した状態で40度近い熱と闘った結果、睡眠の大切さを知りました。
ークラウドファンディングを活用した経験から学んだことを教えてください。
クラウドファンディングキャンペーンで学んだことは、キャンペーンを支援してくれた人と直接話すことの大切さです。支援してくれた人のほとんどは女性で、彼女たちに個人的にメールを出しました。キャンペーンのことを知ったきっかけ、製品への感想、足りないものは何か、機能やデザインのリクエスト、良い点も悪い点も全てに耳を傾けました。デバイスのバッテリーを取り替え可能にするという決断は、キャンペーン支援者から集まった意見をもとにしたものです。
コミュニケーションを重ねたことがコミュニティ作りにも繋がり、それを今はチームのTal Ronが率いてくれています。認可されたセクシャル・ヘルスのインストラクターで、Tempdropのキャンペーン支援者でもありました。キャンペーンが目標金額に到達せずに終わった時に、まだ学生で金銭難に苦しむ彼女が払い戻しを求めて連絡してきたのです。Tempdropへの熱意が伝わってきたので、一緒に女性、そしてカップルの人生を楽なものにしないか?とチームに誘いました。
ー最後に、Tempdropの事前予約はいつ頃出荷する予定ですか?また、現在のフォーカスは何でしょう。
今現在は、Tempdropを開発するためのシード資金の獲得が最大のフォーカスです。大量生産のラインを確保するため、また市場参入に向けて様々な活動を行うためです。Tempdropの出荷は、2016年の半ば頃を目指しています。
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耳にたこができるほど聞くウェアラブルというトレンド。残念ながら、これならぜひつけてみたいと思うプロダクトはほぼ皆無。今以上にいろいろ「通知」されるなんてご免だし、あったら便利かもしれないけれどなくても困らないものばかりが目立ちます。
そんな中、今回ご紹介したTempdrop、また少し前に取材記事をお届けしたYONOなどは、今は仕方なくて耐えている、でも本当は改善してほしいと願う女性の困りごとの解決を試みるプロダクト。こうしたプロダクトこそ、本当のイノベーションの姿なのではないでしょうか。
女性専用の匿名オンラインカウンセリングサービス「Voice Marche(ボイスマルシェ)」。キャリアカウンセラーや心理カウンセラーなど、女性はそのライフステージに応じてさまざまな悩みを匿名で相談することができます。2012年3月のサービス開始以降、現在300名ほどのカウンセラーが登録。また、今年4月時点に比較して、単月の相談件数は約3倍に。 福利厚生の一環として、社員は自費負担ゼロで相談 9月1…
女性専用の匿名オンラインカウンセリングサービス「Voice Marche(ボイスマルシェ)」。キャリアカウンセラーや心理カウンセラーなど、女性はそのライフステージに応じてさまざまな悩みを匿名で相談することができます。2012年3月のサービス開始以降、現在300名ほどのカウンセラーが登録。また、今年4月時点に比較して、単月の相談件数は約3倍に。
9月1日、運営会社であるバーニャカウダは、法人契約の従業員のみが利用できる「ボイスマルシェ for ビジネス」を開始しました。第一弾は、20〜30代の女性をコアターゲットに事業展開するルミネです。社員のワークライフバランスを考え、多種多様な働き方や環境を実現するために発足したルミネの社内プロジェクト「きらきらルミネ」。今回は、ボイスマルシェ for ビジネスのスキーム自体を、このキラキラルミネの中心メンバーと共に共同開発しています。
これにより、ルミネの社員は、ボイスマルシェを福利厚生の一環として自費負担ゼロで利用できるように。社員は、専用の認証コードで法人専用ボイスマルシェにアクセスし、好きな時間帯とカウンセラーを選んでカウンセリングを予約。個人向けボイスマルシェと同様、相談者の匿名性は保った守秘性のもと、幅広いテーマでカウンセラーに相談することができます。
20〜30代の女性をコアターゲットにするルミネは、全社員に占める女性の割合が7割に及びます。そんなルミネは、女性をターゲットに展開してきたボイスマルシェの法人向けサービスにとって最良のパートナーだと言えそうです。ボイスマルシェ for ビジネス第一弾について、バーニャカウダ COOである菅野彩子さんはこう話します。
「仕事の悩みだけでなく、恋愛や子育て、お金に関することまで、キャリアカウンセラーやファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談できます。確かな秘匿性のもと、ルミネ社員の皆さんには気軽に専門家に相談できる環境を提供いたします。個人向けには女性専用で展開するボイスマルシェですが、法人契約の場合は男性も利用できる点が特徴です」
第三者サービスを通じて、多様な専門家に対して必要な時に匿名で相談できる。社内制度が整っているのは素晴らしい一方で、勤め先とは紐づかないプロに対して相談できることの気楽さや安心感はあるはず。
「8月28日の女性活用推進法案成立、また企業のストレスチェックの義務化などを背景に、女性向けの相談・支援で日々ノウハウを蓄積しているボイスマルシェの専門カウンセリングサービスは、今まさに必要とされるタイミングが来たと確信しています。個人、法人のルート共に、ボイスマルシェと接点を持つ人がもっと増えるといいなと思います」
7月21日にリクルートコミュニケーションズとの業務提携を発表した「WOVN.io」(ウォーブン・ドット・アイオー)。たった1行のコードでWebサイトを多言語化できるとして、4,500を超えるWebサイトに導入されています。 そんなWOVNを運営するミニマル・テクノロジーズが、1.3億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。引受先は、オプトベンチャーズとニッセイ・キャピタルです。 前回の取材…
7月21日にリクルートコミュニケーションズとの業務提携を発表した「WOVN.io」(ウォーブン・ドット・アイオー)。たった1行のコードでWebサイトを多言語化できるとして、4,500を超えるWebサイトに導入されています。
そんなWOVNを運営するミニマル・テクノロジーズが、1.3億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。引受先は、オプトベンチャーズとニッセイ・キャピタルです。
前回の取材でも、既に売上げの9割を占めるエンタープライズ向けに展開していくことを明らかにしていました。今回調達した資金で、国外向けマーケティングツールとしての立ち居地を強化していくとのこと。7月末にβ版をリリースしたSEO対応のライブラリ「WOVN++」(ウォーブン・プラスプラス)もその一環です。
2020年の東京オリンピック効果もあり、最近では、英語でも閲覧できるウェブサイトに遭遇することが多くなったような気がします。WOVNがこの流れをいっそう加速させ、日本のより多くのコンテンツが世界に発信される後押しをしてくれることに期待です。
<9 Reasons why it sucks working for a startup> 次世代のロックスターのような存在として祭られる起業家。昨今では、その事業が成功すると、まるでアイドルのように注目される。そのロケットに一緒に乗ることができたチームメンバーは、火星にマンションを建てることができるかもしれない。でも、ロケットになることができるスタートアップなんてほんの一握り。 昨…
<9 Reasons why it sucks working for a startup>
次世代のロックスターのような存在として祭られる起業家。昨今では、その事業が成功すると、まるでアイドルのように注目される。そのロケットに一緒に乗ることができたチームメンバーは、火星にマンションを建てることができるかもしれない。でも、ロケットになることができるスタートアップなんてほんの一握り。
昨日のピックアップ記事の反響を受けて、Incの記事が取り上げる9つの点についてもう少し具体的に紹介してみました。
その才能に応じた給与は期待できない
就業時間というコンセプトが存在しないスタートアップ。その長時間労働の代わりに、そこそこ良い給与がもらえることを期待するかもしれない。また、北米全土でも最も物価が高いサンフランシスコで働くなら、それなりに暮らせるだけの給与がもらえるとも。
残念ながら違う。
スタートアップの給与が豆粒ほど小さくはないものの、会社が黒字化するまたはレイトステージの資金調達に成功するまでは、市場の平均を下回る給与を覚悟しておいた方がいい。利点は、エクイティ、将来の昇給、タダ飯などだ。
エクイティは紙切れ同然
スタートアップで働くことの利点の一つであるエクイティだが、会社が何者かになるまではエクイティに何の価値もないことを覚えておく必要がある。統計的には、ずっとただの紙切れであり続ける可能性の方が高い。
もう一点覚えておきたいのは、会社が軌道に乗った場合、持ち株は希薄化する。仮にパイのサイズが大きくなっても、君のスライスパイの大きさは変わらない。良いニュースは、株式が希薄化するような場合、会社の価値が上がっていることを意味すること。もし、ロケットに上手く乗れたのだとしたら、どんなに小さくとも、その持ち株は今より良い場所へのチケットとなる。
6〜12ヶ月先には店じまいの可能性大
定義上、スタートアップはハイリスクで高速成長な企業を意味する。多くの場合、成長は利益に取って代わる。スタートアップの大多数は外部からの資金に頼っており、つまりそこには「runway」(滑走路) がある。滑走路には、当然終わりがある。
最近資金調達をした、または調達していて収益を上げている健全な企業には、12〜18ヶ月分の滑走路がある。一般的なスタートアップの滑走路は、6〜12ヶ月分。そこに、ミスが入り込む余地はない。もし、雇用主が企業の価値提供を実証できなければ、従業員は減給または解雇されることを意味する。
資金が底をつくスタートアップはそこらじゅうにいる。
via. Inc
<ピックアップ> Api.ai Raises $3M For Its Siri-Like Conversational UI, Makes Developer Usage Free Siriのような音声認識機能を自社のアプリに組み込める開発者向けサービスApi.aiが中国大手自動車メーカーSAIC MotorのCVCであるSAIC Capitalなどから300万ドルを調達しました。 音…
<ピックアップ> Api.ai Raises $3M For Its Siri-Like Conversational UI, Makes Developer Usage Free
Siriのような音声認識機能を自社のアプリに組み込める開発者向けサービスApi.aiが中国大手自動車メーカーSAIC MotorのCVCであるSAIC Capitalなどから300万ドルを調達しました。
音声認識、自然言語解析、テキストの読み上げ機能を完備しており基本無料でエンタープライズ向けにカスタマイズやオンプレミスまたはプライベートクラウドで運用できる環境の構築でマネタイズを行っている模様。同様のサービスとしてY Combinator出身のWit.ioが創業15ヶ月でFacebookに買収されましたが、Api.aiの前回のラウンドではIntelやMotorolaのCVCも投資しており、高まるIoT領域のニーズを積極的に巻き取っていくと考えられます。
via TechCrunch