起業するか躊躇している人へーーStyleSeatの女性ファウンダーが一歩を踏み出すために自分に問うたこと

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<Pick Up> The question that convinced StyleSeat’s founder to launch her VC-baked beauty company

StyleSeatというのは、美容師など美容の専門家と女性をマッチングするプラットフォーム。これを共同創業したのは、Melody McCloskeyさん。

アイディアが面白いことはわかっていた。でも、もう若くもないし、起業経験もない自分にできるのか。そんな不安ばかりが頭をよぎる中、彼女が最終的に事業を立ちあげる決断をした問いは「もし自分以外の誰かがこの会社を始めたとしたらどう感じるか?」だったそう。そんなの死ぬほど嫌だと。

現在60名の従業員を抱える同社は、最近2,500万ドルを調達したばかり。それ以前にも、UberのファウンダーでCEOのTravis Kalanick氏などから資金を調達してる。

自分で事業を始めたいと願う女性に対してのメッセージは、自ら制限を設けることをやめること、最悪の事態を想像した上で進むこと、効果的に支援を求めること、インパクトのあるストーリーを語ること、そして「未知」に対する恐怖を克服することなど。

中でも、最悪の事態を想像した上で進むというティップスについて。会社を始めたり、事業をピボットしたり拡大したりする際、人は躊躇する。それは、上手く行かなかった時のことを考えてしまうから。もちろん、上手くいかなかった場合の経済的や心理的、または家族などへの影響を考える必要はある。でも、現実には、自分の想像しているほど悪くはならない。

大切なのは、起こりうる結果についてしっかり考え抜くこと。もし、今より小さな家やアパートに越す必要があったら?安定した仕事に就く必要があったら?それって本当にそこまでひどいこと?と。もし、最悪の事態が耐え難いと感じるなら、その人にとって起業はベストな選択肢ではないのかもしれない。でも、道中に間違うことが重なったとしても、それは必ず未来に役立つ経験になるはず。

via. Forbes

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