Xiaomi(小米)がMi 5のリリースを今日に早めるのではないかとの憶測が飛び交う中、同社はスマートTVシリーズの最新モデルを代わりにローンチした( 編集部注:原文掲載7月16日)。48インチのMi TV2sは9.9ミリのアルミニウムフレームで4Kイメージを特徴としている。
この価格帯の他の製品に合わせ、最新の追加モデルは非常に競合力ある価格付けがされており、2999元(約485米ドル)となっている。今時の中国の志向を踏まえ、シルバー、ピンク、ブルー、グリーン、そしてゴールドといった幅広い色で販売が予定されている。
Xiaomiは本日のローンチイベントで市場をリードする4K TVとの比較を前面に押し出し、Sony、Sharp、Samsungなどを横並びに対決させた。興味深いことに、同社は前回のTV製品から複数のハードウェア部分の再デザインにも重点的に取り組んだとのことで、今や電源プラグはマッチ箱よりも小型化されている。
Mi TV2sのサウンドシステムはDolbyに対応しており、2GBのRAMと8GBの内蔵ストレージを持ち、Androidベースのシステムとなっている。この最新TVはYouku、PPTVとBestTVを含む中国で最も人気のあるコンテンツクリエーターとライセンサーとのパートナーシップでローンチされた。
中国における最近のモバイル売上の鈍化はXiaomiの障壁となっており、華々しい成長期が終わり、今や2015年の販売目標を達成できない可能性に直面している。同社は今年に入ってから450億米ドルの評価額に続き、2014年の目標だった6000万端末を突破していた。
全般的にスマートフォンの販売が鈍化している中国は過密市場の様相を呈してきており、そうした中、Xiaomiは海外展開を拡大しており、インドやブラジルなどの有望市場で新製品を続けざまにローンチしている。
先代のMi TV 2を含むその他のXiaomiのコネクテッド製品と同様に、今のところ欧米市場でのMi TV 2sの販売は予定されていない。
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