「3DSimo Mini」は3Dペンとしての機能のほか、アタッチメントを交換することで、ヒートカッター、はんだこて、バーナーとして使える1本4役のマルチツールだ。
3Dペンとして使うには、一般的なPLAまたはABS素材のフィラメントの他、木材系から金属系まで、対応する標準的な1.75mmのさまざまなフィラメントを装填し、好きな素材で自由に3Dで描くことができる。
さらに「何かをイチから作る」だけでなく、例えば折れてしまったプラスチック製のちりとりの柄の部分を「3DSimo Mini」を接着剤代わりにして修理するといった用途にも応用可能だ。
さらにアタッチメントを交換すれば、発泡スチロールなどを切断できる糸鋸タイプのヒートカッターにもなり、はんだこてにもなり、さらにバーナーにも変身、電子部品をはんだ付けしたり、発泡スチロール製を滑らかにカットしたり、これ1本でさまざまな用途に使うことができる。
スマートフォンのアプリで温度や速度といった設定をコントロールできるようになっている。
「3DSimo Mini」はチェコの3DSimoが開発、現在KickStarterで2015年10月12日までクラウドファンディング中、89ドルの支援で1本の3DSimo Miniを入手でき、出荷は2016年3月を予定、すでにプロジェクト金額は大幅に達成済みだ。
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