洗練されたパーソナル環境センサーのLapka、Airbnbに買収されたと報告

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Lapka

<ピックアップ>Airbnb acquires off-beat sensor startup Lapka

ロシア発の環境センサーのLapka。iPhoneなどにつなぐそのデバイスは、デバイスを通じてユーザの周辺の情報を教えてくれる端末。例えば、ベータ線やガンマ線の空間を測定する放射線モジュールや近くにある電磁場を検知するEMFモジュール、周辺の温度と湿度を計測する湿度モジュール、探針を作物に差し込むと化学肥料の測定をする有機農産物モジュールなどを測ることができる。また、測定されたデータはアプリ上で色鮮やかなグラフなどで自動的に表示される、というもの。

そんな環境モニターセンサーのLapkaが、Airbnbに買収されたというニュースがはいってきました。Lapkaのサイトやブログでも公表されています。

ブログや声明などをみるに、まずはLapkaの製品化に向けたアシストをしていきながら、将来に向けた環境デバイスを開発していくとのこと。Lapkaは、かつてGoogle Araのモジュールラースマートフォンの開発で連携するなど、個人の自由度を高めたプロダクトづくりをしていました。しかし、このGoogle Araと開発は結局リリースするにいたらず、イメージで終わってしまったことは新しい。それを現実にリリースしたり、同様なものをLapkaとして作りだそうとしている、のかもしれません。

同時に、Airbnbにとって、こうしたデバイスやそれらを開発できるチームを傘下にもつことで、どういったプロダクトをつくりだそうとしているのか、今後の展開や続報を待ちたいところ。

via The Verge

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