
先日の記事でも少しお伝えしましたが、サンフランシスコのPier 70で開催された「GitHub Universe」に行ってきました。せっかくなので前日入りしてオフィスのツアーもしてもらったので、フォトレポートでお届けします。
1階にはバーやカフェテリア、そして大統領室
1階にあるのが、ホワイトハウスの大統領室を模した部屋。ちょうど私たちが入って行くと、女性が大統領の机?!で仕事中でした。この部屋を設けた理由は、GitHubがユーザーを大切にしていることを伝えるためなんだとか。GitHubを動かすパワーは、ユーザーにある。権力があるように感じられる場所は?と考えて、大統領室のアイディアにたどり着きました。






“Ship it”を表現する貨物用コンテナや屋上スペース
オフィスの中でもひときわ目立つのが、1階と2階に設置されたオレンジ色の巨大なコンテナです。GitHubユーザーやエンジニア全般が機能をリリースすることを“Ship it”と表現することから来ているのだとか。また、このオフィスビルの建物自体が20世紀にはドライフルーツの出荷倉庫だったこともあり、インテリアにコンテナを取り入れました。






Googleカレンダーと連動で会議室のライトは自動点灯
オフィスの2階と3階では、皆さんがお仕事中。3階は、静かに黙々と仕事をする人に向けたフロアだそう。その中にもシャワー付ジム(ちょうどレッスン中で写真撮影できず)があったり、メディテーションできるような畳の部屋があったり。
また、ウェスタンな雰囲気の会議室は、Googleカレンダーと連動しています。会議が設定された時間になると、自動でライトが点灯。同時に会議終了時間になるとライトが自動で消えてしまうため、会議を時間通りに進めるいいリマインダーになるとのことでした。






昔は404ページ限定だったOctocatが今ではあちこちに

オフィスに足を踏み入れた瞬間から、あちこちで遭遇するOctocat。PRのKateさん、そしてGitHub Universeで取材に応じてくれたCEOのChris Wanstrathさん共に、Octocatの成り立ちについて教えてくれました。それだけ、GitHubのコミュニティ作りにおいて、Octocatが欠かせない存在であるということ。
もともと、このOctocatは404ページにしか登場しないキャラクターでした。「ページが存在しません」を少しでもユーモラスでフレンドリーなものにするために素材を探していたところ、iStockphotoで見つかったのがこの子。その後、独占ライセンスを取得して現在に至ります。
Octocatという名前は、バージョン管理ツール「Git」の「Octopus Merge」というマージ戦略から来ているもの。ちなみに、Octocatというのは「種族」の名前で、このキャラクターの正式名称は、「Monalisa」(モナリザ)と言うんだそう。



以上、GitHubのサンフランシスコオフィスのフォトレポートでした。
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