大統領室やオレンジ色の巨大コンテナ?GitHubのサンフランシスコオフィスに行ってきた【フォトレポート】

SHARE:
GitHubとOctocatのM&M's
GitHubとOctocatのM&M’s

先日の記事でも少しお伝えしましたが、サンフランシスコのPier 70で開催された「GitHub Universe」に行ってきました。せっかくなので前日入りしてオフィスのツアーもしてもらったので、フォトレポートでお届けします。

1階にはバーやカフェテリア、そして大統領室

1階にあるのが、ホワイトハウスの大統領室を模した部屋。ちょうど私たちが入って行くと、女性が大統領の机?!で仕事中でした。この部屋を設けた理由は、GitHubがユーザーを大切にしていることを伝えるためなんだとか。GitHubを動かすパワーは、ユーザーにある。権力があるように感じられる場所は?と考えて、大統領室のアイディアにたどり着きました。

GitHubのオフィスに入ると、Octocatの銅像が迎えてくれます
GitHubのオフィスに入ると、Octocatの銅像が迎えてくれます
GitHub-Office-cafeteria
ちょっと暗いですが、カフェテリア。ここでケータリングの美味しい朝ごはんをいただきました
GitHub-Office-bar
同じ空間には、カウンター付きのバーも
GitHub-Office-white-house
ホワイトハウスの大統領室を模した部屋、座っているのはPR責任者のKate Guarenteさん
GitHub-Office-Cctocat-painting
Octocatを探せ!のゲームができるほど、あちこちに登場するOctocat
GitHub-Office-in-collaboration-we-trust
In Collaboration We Trust

“Ship it”を表現する貨物用コンテナや屋上スペース

オフィスの中でもひときわ目立つのが、1階と2階に設置されたオレンジ色の巨大なコンテナです。GitHubユーザーやエンジニア全般が機能をリリースすることを“Ship it”と表現することから来ているのだとか。また、このオフィスビルの建物自体が20世紀にはドライフルーツの出荷倉庫だったこともあり、インテリアにコンテナを取り入れました。

GitHub-office-first-floor
イベントなどがある時に使われるスペース
GitHub-office-ship-it
2階にあるコンテナは2階立て、下はミーティングスペース
GitHub-office-roof-top
広い屋上スペース(ツアー当日はあいにくの雨)

GitHub-office-roof-top-space

GitHub-office-roof-top-sitting-area
屋上だけでもいろんな用途に使えるように設計
GitHub-office-roof-top-beds
リラックスして仕事ができる?
GitHub-office-roof-top-tables
天気が良ければ最高の仕事スペースになるはず

Googleカレンダーと連動で会議室のライトは自動点灯

オフィスの2階と3階では、皆さんがお仕事中。3階は、静かに黙々と仕事をする人に向けたフロアだそう。その中にもシャワー付ジム(ちょうどレッスン中で写真撮影できず)があったり、メディテーションできるような畳の部屋があったり。

また、ウェスタンな雰囲気の会議室は、Googleカレンダーと連動しています。会議が設定された時間になると、自動でライトが点灯。同時に会議終了時間になるとライトが自動で消えてしまうため、会議を時間通りに進めるいいリマインダーになるとのことでした。

GitHub-office-meeting-room
ウェスタンな雰囲気の会議室
GitHub-office-meeting-room
部屋のライトはGoogleカレンダーと連動、会議の時間になると自動でライトが点灯
GitHub-office-zen-room
OCTOPUS CAT ZENは畳のお部屋
GitHub-office-working-space
皆さんの仕事スペース
GitHub-office-working
皆さん、お仕事中
GitHub-office-snack-area
同じフロアにスナックやドリンクがあるステーションも

GitHub-office

GitHub-office-people-working

昔は404ページ限定だったOctocatが今ではあちこちに

GitHub-office-Octocat
今では大人気のキャラクター「Octocat」

オフィスに足を踏み入れた瞬間から、あちこちで遭遇するOctocat。PRのKateさん、そしてGitHub Universeで取材に応じてくれたCEOのChris Wanstrathさん共に、Octocatの成り立ちについて教えてくれました。それだけ、GitHubのコミュニティ作りにおいて、Octocatが欠かせない存在であるということ。

もともと、このOctocatは404ページにしか登場しないキャラクターでした。「ページが存在しません」を少しでもユーモラスでフレンドリーなものにするために素材を探していたところ、iStockphotoで見つかったのがこの子。その後、独占ライセンスを取得して現在に至ります。

Octocatという名前は、バージョン管理ツール「Git」の「Octopus Merge」というマージ戦略から来ているもの。ちなみに、Octocatというのは「種族」の名前で、このキャラクターの正式名称は、「Monalisa」(モナリザ)と言うんだそう。

GitHub-office-Octocat-versions
Octocatが壁一面に並ぶ会議室も
GitHub-office-wall-of-Octocat
ウォーリーだとかダースベーダーだとかロックマンだとか、種類が豊富すぎる
GitHub-Office-Octocat-stickers
Octocatのグッズが並ぶスペースも

以上、GitHubのサンフランシスコオフィスのフォトレポートでした。

BRIDGE Members

BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。
  • 会員限定記事・毎月3本
  • コミュニティDiscord招待
無料メンバー登録