オンライン病気事典のMEDLEY、症状から可能性のある病気を教えてくれる検索機能を追加

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Medley

医療分野の人材サイト「ジョブメドレー」やオンラインの疾患別医療情報辞典「MEDLEY」を展開しているメドレーが、検索機能を向上させ、症状から可能性のある病気を見つける「症状からの病気検索」機能をアップデートしたと発表した。

MEDLEY」は、270名もの専門医が疾患情報の校正にとりかかっているオンラインの疾患別医療情報辞典だ。日々進化する疾患情報や対処方法など、常に最新の情報の情報にアップデートしていきながら、患者に対して疾患に対する基礎知識の向上を図ろうとしている。

これまでに病気や薬の情報ページに対して13万件を越える改訂を実施。医師や医療従事者、ユーザなどから5,000件を越えるフィードバックや情報提供を通じてアップデートを図っている。多い日には一日に5万人以上ものユーザが閲覧するメディアへと成長しているという。7月には医薬情報の提供を開始し、日々更新される医薬品の添付文書の最新版など、さまざまな医薬情報を掲載している。

今回の「症状からの病気検索」機能は、キーワード検索をもとにして複数の症状から1300件以上の病気を、複数の症状で絞り込み、可能性のある病気を表示する。例えば、「咳」と検索すると、それに紐づく可能性にある症状がでてくる。複数の症状を組み合わせることで症状を絞込し、より精度の高い検索を行うことができる。情報の検索結果などは、医師の知見などを踏まえたプログラムで表示順をカスタマイズしているという。

「今回の機能のリリースは、これまで多くのユーザーから、『病名が分からないから、症状で検索できるようにして欲しい』という要望に対応したものです」とメドレー社代表取締役社長、代表取締役社長の瀧口浩平氏は話す。これまでMEDLEYでは病名からの検索だったため、大きな変化といえるだろう、

「『のどの痛み』を最初に設定すると、『発熱』がサジェストされます。それに対して『ある』ボタンを押せば、「のどの痛み」と「発熱」の両方の症状を持つ病気が、順位付けをされて検索結果に表示されます。また、ある病気がどれくらいの頻度で見られるか、どのくらい重大なものか、それらの病気にどんな症状がよく見られるかなど、医師が診察の際に参考にするような情報を収集・整備し、それらの医師の知見をデジタルデータに落とし込みながら、検索結果のプログラムに反映しています。これによって、症状と病気との関連性のパラメーターを調整し、表示結果の精度を高めています」(瀧口氏)

このプログラムを通じて、メドレーでは医療用演算システム『Mogul(モーグル)』を開発。医師が作成した大量のデータを読み込み高速演算可能な形に変換し、病気の優先順位を表示している。

患者に対して疾患に対する基礎知識の向上させるためのメディアとして成長を続けているメドレー。すでに社員数も70名を越え、また東大医学部出身の人材を何名も確保するなど、医療分野としての知識やネットワークも構築しはじめている。

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