セブンドリーマーズが、パナソニックやダイワハウスと共同開発中の全自動洗濯物折り畳み機を披露

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら


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日本のスタートアップであるセブンドリーマーズは、パナソニック(東証:6752)やダイワハウス(東証:1925)と共同で、商用化開発しているランドロイド [1]CEATEC Japan 2015 で明らかにした。CEATEC は「NEXT -夢を力に、未来への挑戦」をテーマに開催されている、アジア最大のコンシューマエレクトロニクス展示会だ。

このプロジェクトは、セブンドリーマーズが開発した先駆的な自動洗濯物折り畳み技術、パナソニックが持つ洗濯・乾燥機技術や家電開発力、ダイワハウスの住宅建設や介護事業の経験を掛け合わせたものだ。

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CEATEC のセブンドリーマーズのブース(撮影:Jerry Suppan)

セブンドリーマーズはシリーズAラウンドで、ダイワハウス、東京大学エッジキャピタルおよび他の複数社への第三者割当増資により、15.2億円の大型資金調達を実施している。これは革新的な技術の開発だけでなく、ビジネスのグローバル展開を意図してのものだ。ランドロイドは洗濯物を折りたたむ労働から人々を解放し、家族や趣味に費やせる時間を増やし、人々のライフスタイルを革新させることを狙っている。

今回の共同開発プロジェクトを通じて、パナソニックは洗濯・乾燥のみならず、折り畳むプロセスも自動化することで、より快適なライフスタイルを提供することを目標に置いている。一方、ダイワハウスは、社会問題解決を目的としたサービスやプロダクトを定期ょすることで、理想的な社会モデルの実現を狙っている。


  1. 登録商標出願中。

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