SlackがUser Groups機能を追加、所属チャネルに関係なく「@engineers」などで対象者全員にメッセージ

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Slack-User-Groups

<Pick Up> Introducing User Groups

2015年時点で170万人のデイリーアクティブユーザーと、47万人の有料ユーザーを抱えるSlack。先日、そのサイドバーを少し改修し、ダイレクトメッセージの機能を追加しました。

本日新たに追加されたのが、User Groupsの機能です。これまでのSlack上のコミュニケーションは、channelsをベースにしたものでした。User Groupsを使えば、例えば、@engineersや@summer-internsなどと入力することで、全エンジニアや夏期インターンにメッセージを発信できます。channelsがどうセットアップされているかに依存しません。

また、ユーザーグループを作成する際に、そのメンバーがどのchannelsに所属するのかのデフォルト設定も可能。@engineersのグループに新たに従業員を追加する度に、自動的にエンジニアリング関連のchannelsに追加されます。これ単体は小さな機能ではあるものの、次々と人員が増えるような急成長企業では利便性を発揮するはず。

Slackほどチーム間のコミュニケーションに組み込まれていると、多少の変更も大きな混乱に繫がる模様。サイドバーが改修された際には、「UIが変わったことでオフィスが大混乱」といった声がTwitterなどに寄せられています。既存ユーザーにとっての使い心地の良さは無視できませんが、同時にコミュニケーションのあるべき姿というbigger pictureに基づいたサービス作りが求められます。

User Groupは、StandardとProの有料プランのユーザーを対象とした機能です。

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