VR(仮想現実)市場のランドスケープ、234企業の総合評価額は130億ドル規模に【VB Profilesから】

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Above: The VR landscape. / Image Credit: VB Profiles
Above: The VR landscape. / Image Credit: VB Profiles

仮想現実(VR)はここ5年で大量の投資金を投入されており、その総評価額は130億ドル規模になっている。これはVB Profileの調査によるものだ。

VB Profileでは234の企業をこの分野、アプリケーションやコンテンツ、VRコンテンツスタジオツールやプラットフォーム、キャプチャツール、VRコンテンツ配信プラットフォーム、ヘッドマウントディスプレイ、そしてユーザー入力用のハードウェアといったものの中に見つけることができた。VB ProfileはこのVRランドスケープを今日サンフランシスコで開催するGameBeat2015でお知らせする予定だ。(VB ProfileはSpoke IntelligenceとVentureBeatとパートナーシップを結んでいる)

これらの企業は4000人の人々を雇用しており、現時点までに38億ドルを調達している。そしてその評価額は130億ドルにものぼる。これらのビリオンダラーカンパニーにはFacebookが20億ドルで買収したOculus VRも含まれている。

そしてこの企業の3分の1以上、つまり82社についてはカリフォルニアを拠点としている。ニューヨークが18社、ワシントンが18社、カナダが11社で英国が11社となっている。残りは世界各地に散らばっている。

9社は既に株式を公開済みだ。6社は買収されている。35社は何らか他の会社の一部となっており、185社がプライベートカンパニーの状態だ。

VRの爆発的な拡大はこの5年で明らかなものとなった。134社が2005年から2009年の間に生まれ、18社がスタートアップした。

おおよそ2015年に41社が3億900万ドルを調達しており、2014年には27社が14億ドルを調達している。現在までの最大級の調達はMagic Leapで、これは拡張現実(VR技術の姉妹品みたいなものだ)企業で、Googleなどの企業から現時点までに5億9200万ドルを調達している。

最大の投資家はIntel CapitalとGoogle Venturesで、それぞれ7社に対して出資をしている。アンドリーセンホロウィッツ、Formation8、Qualcomm Venturesはそれぞれ3社に出資をしている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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