ドローンメーカーxCraftがShark Tankのセレブ投資家から資金調達、クラウドファンディングも好調

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Above: Charles Manning and JD Claridge of xCraft on Shark Tank. Image Credit: ABC
上:Shark Tankiにて、xCraftのCharles Manning氏とJD Claridge氏
Image Credit: ABC

Shark Tankのセレブ投資家が、ドローンメーカーxCraftへの投資に満場一致で同意した。

Charles Manning氏と設立者のJD Claridge氏は、ABCテレビの人気番組Shark Tankでピッチに見事成功し、ヘリコプターのように飛び立ち、飛行機のように前方向に飛行するドローンのための資金を調達した。あらかじめ録画されていたShark Tankのエピソードが放送された金曜日に明らかになった。

また、同社は現在市場に出回っている商用ドローンの制約を克服してくれるスマートフォン使用のドローン、Phone Droneのためのクラウドファンディングキャンペーンを再ローンチしている。このキャンペーンではすでに目標額10万米ドルを達成し、36日を残して13万3000米ドルを調達している。

回転式ドローンの問題は、ホバリングはうまくできるものの高速で動く物体を撮影できないところにある。その他、飛行できるのはWi-Fi接続やBluetoothの無線接続のできる狭い範囲に限られる。

しかし、xCraftのX PlusOneはマルチロータータイプのドローンで、ホバリングができ、また固定翼タイプと同じように高速で飛行することも可能だ。ドローンにスマートフォンを搭載することで、写真や動画を撮影することができる。X PlusOneは時速60マイル、90度以上に傾けた飛行が可能で、1万フィートまで高度を上げることができる。

その結果、このドローンは飛行距離が長く、また木の上をかすめながらスタント飛行することができる。xCraftのドローンはホバリング時や前進飛行時に自動で安定する。また、前もってプログラムされた飛行経路に基づいて飛行したり、スマートフォンの携帯電話信号経由で通信を行っているので、より長く飛行したりすることができる。

xCraftの初期のドローンは垂直に離陸して前方向に飛行できることから、ハイブリッド型の垂直離着陸(VTOL)無人飛行機(UAV)として知られている。これらは写真家やホビースト、そして精密農業や調査を行うプロのドローンオペレーターにとってありがたい特性になっている。

Manning氏によると、ハイブリッド型のxCraftは、DJI、Parrotや3DRが製造した他の無人飛行機とは違うデザインになっている。さらに、先端の円錐状の部分は無人機のフレームに様々なカメラを装着できるように取り替えが可能だ。

一方、Manning氏は以前行ったKickstarterキャンペーン向けの初期型xCraftの製造は終わり、現在出荷中だと語っている。同社はKickstarterのクラウドファンディングで設定した目標額の3倍の14万3400米ドルを集めた。xCraftは現時点で100万米ドル弱を様々な方面から集めている。

Phone Droneはスマートフォンのナビゲーション、動作検知、カメラや操作環境を活用しているので比較的コストを抑えることが可能だとManning氏は語っている。またスマートフォンを活用することで、ドローンアプリも一般的なiOSかAndroidのOSベースで開発可能なので、容易だという。

今回の統合によって、一つ新たにPhone Droneの機能をPeriscopeアプリに盛り込むことができるようなり、別の電話でテザリングしながらPeriscopeのライブストリーミングで飛行映像を見ることが可能になった。xCraftは、今年初めにPhone Droneでクラウドファンディングに挑戦したが目標額には届かなかった。

Manning氏はモバイルアプリ業界ではKochavaの最高責任者としても有名だ。彼は航空宇宙エンジニアであるClaridge氏と出会い、Claridge氏の計画を商業化する指導の約束をした。彼らは2014年に会社を設立し、現在アイダホ州のサンドポイントで6名からなるチームで会社を運営している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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