スマートフォンと連動するLEDが登場して以降、時間帯や状況に応じて明るさをコントロールできるスマートライトが増加している。なかでも今回紹介する製品は、健康のための明かりとして太陽の光を再現したというコンセプトがなかなかユニークだ。
スマートフロアライトの「Ario」は、時間帯事の太陽の光を分析、同じような光を発することで、それを浴びた人間の体内時計や生活リズムを調整してくれる製品だ。
ハーバード大学やNASAの研究によれば、この光の強さや波長により、我々の体は気分だけでなくホルモンや代謝までをも影響されるとのこと。スペースシャトルのことを考えると、これは確かに説得力を感じてしまう。
プロジェクト解説によれば、朝は目覚めをうながし、昼間は生産性を向上させ、夕方からはリラックスをうながすことで安眠につながるとのこと。結果として、体調が向上し、免疫も高まって健康になる、というのが狙いのようだ。タイムゾーンの設定によって他国の状況も再現できるので、時差ぼけ対策にも使える可能性がありそう。
もちろんスマートフォンから好みの明るさに設定することも可能なので、一般的なスマートライトとしても利用することが可能である。
Kicksterterではまだ多くの日数を残しながらも目標の倍額を集めており、なかなか注目度も高いようだ。市販価格は400ドルほどで、2016年の9月が出荷目標となっている。
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