
<ピックアップ>Beyond Mobile: 42 Wearables Startups Disrupting Fitness, Apparel, And Healthcare
センサーや近距離通信(BLEなど)の発達、スマートフォンの普及で一気に多様化したウェアラブル関連ビジネスですが、増えすぎて分類や頭の整理が追いつかない方も多いのではないでしょうか?私もその内のひとりです。
過去、ネット接続型ハードウェアの分類に挑戦したことがあったのですが、ハードの形状(カメラだったり体重計だったり)での分類、サービスによる分類、ビジネスモデルによる分類と色々な切り口があるため、途中で断念した覚えがあります。難しい。
ということで、いつもこの手の調査に豊富な知識を共有してくれるCBIにウェアラブル関連のマップが掲載されてましたので参考までに紹介させていただきます。現段階でウェアラブルという狭小カテゴリを分割するにはやはりこういったある程度の「塊」ができているものを集めて分類したほうがわかりよく、下記のような分野が集団を作っているようです。(ちなみに全て未公開企業のみ)
- ヘルスケアとフィットネスバンド:Fitbitが先駆者(上場済み)。スマートウォッチと並んで実生活に入り込んできてるプレーヤー。
- スマートウォッチとアクセサリー:Narrativeのようなカメラや指輪形状のコントローラーなどもこちらに入ります。
- AR/VRヘッドセット:Magic Leapのような仮想現実空間を作り出す技術はやはりゲーム・エンタメ方面が強く、一部スマートホームのインターフェースへの活用が期待されています。
- 工業系/エンタープライズ:B2B向けウェアラブル事業者。例えばMIT出身のQuanttusはヘルスケア事業者向けのウェアラアブルを開発中だったりします。
- スマートアパレル(衣類):衣類にセンサーを埋め込むことでスマートデバイス化させる手法ですね。
- 製造業:中国を中心にハードウェアの製造を委託できる事業者。
- 生体認証センサー:Thalmic Labsは筋肉の電気的な信号を読み取るウェアラブルを開発している企業になります。こういった生体認証系はひとカテゴリ作ってるようです。
- アプリケーション:Everywear GamesはApple Watch向けのゲームデベロッパー。汎用的なスマートデバイスで利用できるアプリを提供するグループ。
via CB Insights – Blog
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