ドローンで災害時の地図作成をする空撮部隊「DRONE BIRD」結成に向けてクラウドファンディングを開始

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GIS(地理情報システム)の専門家で、青山学院大学地球社会共生学部教授の古橋大地氏が率いるNPO法人クライシスマッパーズ・ジャパンは今週、災害時にドローンを飛ばすことで迅速かつ正確に被害状況を地図に反映するプロジェクト「DRONE BIRD(ドローンバード)」の資金調達をクラウドファンディング・サイト「READYFOR」上で開始した。調達目標額は4,000万円で、キャンペー ン開始から3日間経った本稿執筆段階での達成額は250万円超。来年2月2日まで資金調達は継続される。

DRONE BIRD は、READYFOR が昨年実施したクラウドファンディング・プロジェクト募集キャンペーン「みんなでかなえる1億円プロジェクト~いままでで1ばん、おおきな夢をみよう~」において、箭内道彦氏、土屋敏男氏、佐々木俊尚氏らスペシャルキュレーターにより、139件の応募の中から選出されたプロジェクトだ。

クライシスマッパーズ・ジャパンは、自然災害などが起きた際に、人命救助や支援活動に役立ててもらうため、衛星写真などをもとに災害状況をオープンストリートマップ上にマッピングしている。情報提供の即時性が求められる災害時において、同 NPO はデータのマッピングに2日間以上かかることを課題としている。そこで、災害時に被災状況を詳細に伝える画像データを迅速に取得できるよう、最新鋭のドローンと操縦が可能なパイロットを日本全国に10箇所設置する「DRONE BIRD(ドローンバード)」計画を立案することとなった。この計画では、全国のどこで災害が起きても、最短で2時間以内に空撮し、その情報を公開することを目標としている。

クライシスマッパーズ・ジャパンはこれまでに、2010年1月のハイチ地震、2011年3月の東日本大震災、2015年7月のネパール地震などで、世界中のボランティアマッパーたちとともに震災後の正確な地図を作成、国連や赤十字などの救援活動のに必要な情報を提供している。ネパール地震では、ドローンから空撮された動画がインターネット上に公開され、世界の人々が被害地の状況を把握し、支援の手を差し伸べる上で大きな役割を担ったのは記憶に新しい。

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