再スタートを切ったGoogle Glass チームが開発するデバイスはメガネ型ではないかも

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Image by Kārlis Dambrāns on Flickr
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<ピックアップ>Google Glass team is working on a wearable that isn't glasses

ウェアラブルデバイスの先駆けとして時代の一つを築きつつも、一般向けへの開発をストップしたGoogle Glass。プライバシーの問題や価格、デザイン面など、メガネ型の端末とする中での苦労もあったようです。Googleの社会で新たにProject Auraという名前で再スタートをしています。

そのProject Auraの最新の動きによると、開発では当初のメガネ型ではないウェアラブル端末を開発しようとしていることがわかりました。

Google Glassの開発チームがAlphabetではなくGoogleの社内に残ったのも、ハンドジェスチャーによるデバイス操作を行うProject SoliやGoogle Cardboardといった分野との連携を見据えており、当初Google GlassがARと連携を視野にいれていたように、ARやVRなどの領域との接続を重視しているからだと思われます。

そうした意味で、メガネ型から脱却しつつも、新たなウェアラブルデバイスを開発しようと再スタートをしているということは、個人的にはVR領域に本格的に進出しようとしているのかもしれません。同時に、すでに先行しているOculusのようなヘッドマウントディスプレイではない、新たな形を模索しようとしているようにも思えます。

次第に開発が本格化してくるにつれて情報が明らかになっていくことでしょう。

via The Verge

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