Airbnb、Amazon、Facebook、Google、Microsoft、Reddit、Salesforce、Sprint、T-Mobile、Verizon… こうしたいくつかのテック企業は、昨日127名が死亡したと報道されたパリで発生したテロのあとにフランスとの連帯を表明した(編集部注:原文掲載11月14日)。
こうした表明の中には大々的ではないものもあるが、それでも目に留まるものだ。フランスへの親近感の表明は全体に浸透していないからだ。ツイッターは、Facebookと同様に人々がニュースを流したり、それについて議論する場として一般的だが、特にフランスへの支持を示すような行動はとっていない。LinkedInとAppleについても同様だ。
Airbnbは災害救援プログラムをスタートし、パリで滞在先に行けない人に対して特定のAirbnbのホストの場所で無料で宿泊ができるようにした。このプログラムは、11月13日から17日の間にチェックインする人の予約が対象になっている。このプログラムを開始する前に、同社はホストに対してフランスでのゲストの滞在延長を無料で提供する場合には、費用を補償する旨をメールで伝えている。
Amazonは現在、ホームページのトップにフランス国旗を載せた大きなバナーを掲載している。「Solidarité」(翻訳:連帯)という見出しとともに。
Facebookは、フランスのトリコロール国旗のフィルターをプロフィール画像にかけることのできる機能を公開した。
Show your support for the people of Paris by temporarily updating your profile picture with this new template we created. Thank you!
Posted by David Marcus on 2015年11月14日
そして、その前の晩には、フランスにいるユーザーに対して自分が安全かどうかを示すことのできる安全確認機能を公開している。
Googleは、Hangoutsを使用してフランスにいる人々に無料で電話をかけることのできるサービスを提供している。Google+の投稿で、昨晩(編集部注:11月13日)その発表がされた。また、YouTubeのホームページでは、左上のロゴがフランス国旗を取り入れており、「We stand with Paris」というバナーが、通常であれば動画が配置されているページの中央に目だつ形で配置されている。「最新ニュース」のリンク先には、France 24 EnglishのYouTubeチャネルが設定されている。
Microsoftは、ブログ投稿によると、今後数日間はフランス国内の固定電話と携帯電話へ、Skypeの国内通話、国際通話を無料でできるようにするとのことだ。
Reddditは、サイトの左上のキャラクターがフランス国旗を掲げている。また、そのキャラクターはいつものような笑顔を見せていない。
SakesforceのコファウンダーとチーフエグゼクティブのMarc Benioff氏は、同社のフランスへの支援を示す画像をツイートしている。
We stand with Paris. Vive la France. pic.twitter.com/40lUmP5GqM
— Marc Benioff (@Benioff) 2015, 11月 14
Sprintは、Boost Mobile、Sprint、Virgin Mobileの顧客に対して、フランスへ無料で通話、ローミング、テキストメッセージの送信をできるようにしていると発表した。その提供期間の期限は記載されていない。
T-Mobileは、フランスとアメリカ間で無料の通話とテキストメッセージの送信が日曜日まで可能だと発表した。
Verisonは、米国の顧客はフランス国内の人々に対して無料で通話とテキストメッセージの送信が週末の間はできることを発表している。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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