栄養士やカリスマフィットネスコーチが指導ーー一目で食べる量や内容が把握できる「MakeMyPlate」

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MakeMyPlate-from-its-blog
食事の量や内容をビジュアルにして教えてくれる「MakeMyPlate」

私たちがなるべく避けて通るようにと教わる「失敗」ですが、ダイエットに関しては、失敗しらずという人の方がむしろ珍しいのではないでしょうか。誘惑に負けてしまったり、急激なダイエットをしてリバウンドしてしまったり、そもそもどこから始めていいのかがわからなかったり。そんなダイエット志望者の生活を応援してくれるアプリが、米国テキサス州ダラス発の「MakeMyPlate」です。

目標体重まで減量するために、独自の直感的なユーザーインタフェースを用いてユーザーのダイエットをサポート。何千もの健康的なメニューの中から、その時食べるべきものをビジュアルで表現して教えてくれます。現在のダウンロード数は数千規模で、18歳〜44歳までの女性ユーザーが目立ちます。女子大学生や働き始めて間もない社会人、また出産の後の減量のために活用するお母さんなど、幅広いユーザーに支持されています。

一目で食べる内容と量が把握できる

MakeMyPlateは、まずはフィットネスコーチや栄養士など専門家が開発したダイエットプランを選ぶことから始まります。最大の特徴は、独自のビジュアル・テクノロジー。動画を見るとわかるように、食事の内容をお皿の上で視覚的に表現。食事内容が数字や文字で表現される既存サービスと異なり、瞬時にイメージが湧きます。

献立は、栄養バランスなどを考えて各専門家が考案したもの。お皿の上にある食べ物をクリックすると、その栄養素を見ることができます。特定の食べ物が好きではない場合、また家に材料がない場合は、「置き換える」ボタンを押下して他のものを選ぶことも。レシピはどれもシンプルで、献立を決定するとダイナミックな買い物リストを生成してくれます。

MakeMyPlateのユーザーには、仕事などで忙しく食事を作る機会が少ない人も。そうしたユーザーには、献立に似た食事ができるレストラン、またそこで注文すべきメニューを教えてくれます。また、プランや献立に関する質問には、MakeMyPlateの栄養士が答えてくれます。

栄養士に相談しに行った体験をもとに創業

MakeMyPlate-app

MakeMyPlateを創業したのは、認知心理学の修士号の持ち主でもあるAlin Coopermanさん。彼女がサービス立ち上げを決意したのは、個人的な体験がきっかけでした。

「以前に、食事について栄養士に相談しに行った際に、献立が書かれた一枚の紙を家に持ち帰りました。一枚の紙に収まるだけの内容なため、献立のバラエティは限られており、家に帰宅すると栄養士に聞きたいことが山ほど出てきました。でも、回答は次の訪問まで待つしかありませんでした」

また、栄養士のもとに通うようになったことで、食事日記をつけることに。写真ではなく文字にして記録すること、また例えば「グリルチキン2oz」がどれだけの量なのかなど、頭の中で食事量を換算することに苦労しました。栄養について話す時、言葉ではなくてビジュアルで表現する必要があると考え、MakeMyPlateの開発に至りました。

ただ健康的な食事をしたいという人、目標体重を掲げて着実にダイエットしたい人、糖尿病を抱えている人など、幅広いニーズに答えることができるMakeMyPlate。有料ダイエットプランの他に、3種類の無料プランも用意されています。MakeMyPlateは、 iOSAndroidでダウロードできます。

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