リノベーション工事の効率化を目指し、リノベるが工務店向け現場管理ツール「nekonote」をリリース

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nekonote

中古マンションのリノベーションサービス「リノベる」を運営するリノベる。先日には、未来のスマートハウス構想やIoTデバイスを集約させたスマートハウスショールームを渋谷にオープンさせるなど、リノベーション分野とITの融合を図っている。

そんなリノベるだが、分野的には大きくは建築分野に位置しており、工務店や内装、設計などIT化やテクノロジーツールとアナログツールとが一体となった業界にいる。そのリノベるが、工務店向けの現場管理ツール「nekonote」をリリースした。

リノベーションの施工現場では、通常のリフォームなどに比べて案件による工事の種類も多い。例えば、一度すでにある内装をはがしてスケルトン仕様にしてからそこから内装工事に取り掛かるなど、工期も長く段取りや関係者との調整など、調整コストがかかることが課題とされてきた。

さらに、図面や内装資料、具体的な工期に関するやりとりなどはメールや電話、FAXなど内装や設計、施行を担当する業者によってコミュニケーション手段がバラバラだ。そこで、こうした施工現場のコストを削減しコミュニケーションロスをなくすために今回のnekonoteをリリースしたという。もともと、建築・リフォーム現場のコミュニケーションシステム『リフォームパッド』を開発しているオクトがすでに工務店向けのサービスを提供しており、その今回のnekonoteはオクトとの提携のもと、リフォーム・パットをベースとしてリノベーション事業者向けにβ版として開発されている。

「nekonote」はパソコンやスマホで操作でき、いつでも利用することができる。nekonote内にあらゆる内装工事に関する資料を保存、共有することができるため、情報の一元化や管理も用意となる。リノベるは、全国の工務店への導入をアプローチし、リノベーション工事の効率化を推し進めていくという。

こうしたデータの共有や一元化は、サービスを運営する事業者にとっても集まったデータをもとにノウハウをモジュール化し、リノベーションに関する情報や施工技術を集約させ、より効率的なリノベーションの提案を行うB向けサービスへの展開も考えられる。そうした意味で、リノベーション×ITのもと、効率化や新たなリノベーションのあり方を模索するリノベるとしての次なる動きと言える。

 

THE BRIDGEでも、過去に内装デザイン会社のプラットフォーム「SHELFY」建築仕事のマッチングサイト「ツクリンク」など、建築分野におけるスタートアップを取り上げてきた。IoTが叫ばれ、さまざま分野のさらなるインターネット化、テクノロジーシフトがおきるなか、不動産・建築分野はそのなかでもフィジカルさとアナログさをもった分野でもあり、こうした産業のテクノロジー化によるさまざまイノベーションの可能性はまだまだ秘めているだろう。

 

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