写真、イラスト、動画素材のマーケットプレイスのピクスタが、中国を拠点に活動するストックサイト「ImagineChina」と販売委託契約を結び提携。トライアルとしてピクスタで販売中の素材の一部をImagineChinaにて2016年1月から販売する。
中国では、ここ数年でネット広告市場が成長。2014年には239億米ドル、2015年には310億米ドルへと拡大する見通しだとし、ピクスタは素材受容の活発化を見込みアジア展開に軸を置き始めた。以前には、日本へのインバウンド対策して台湾支店を設立しており、台湾における素材利用も伸びてきているという。
対して、中国のImagineChinaは、5000万以上もの素材を考える新聞・雑誌・書籍などの報道・資料向けの写真・イラスト・動画素材や、広告などクリエイティブ表現のイメージ画像素材等を取り扱う中国最大級のストック素材のプラットフォーム。そのImagineChinaが充実した日本素材をもつピクスタに着目。アジアや中国に展開したいピクスタと日本素材先を模索しているImagineChinaとの考えが一致し、提携へと至った。
まずは市場調査を兼ねたトライアルとして、ピクスタ自身が著作権を保有している写真素材のうち、日本人モデル素材を中心とした14,000点を販売開始。価格は購入者の利用用途によって変動し、ImagineChinaは販売毎に売上の一定割合をピクスタに支払うモデルを採用している。ピクスタは、同提携を通じて中国進出への足がかりと中国における販路拡大を目指す。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度「BRIDGE Members」を運営しています。会員向けコミュニティ「BRIDGE Tokyo」ではテックニュースやトレンド情報のまとめ、Discord、イベントなどを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。登録は無料です。- テックニュース全文購読
- 月次・テーマまとめ「Canvas」
- コミュニティDiscord
- イベント「BRIDGE Tokyo」