今年のモーターショーでは、トヨタは最新式のミライと、未来を予見させる水素燃料電池自動車 FCV Plus を展示した。同社が環境に優しい自動車を作る上でのネクスト・ビッグシングに燃料電池を考えているのは明らかであり、これまでに公言もしている。同社によれば、現在の電池技術では一回の充電で十分な距離は走れず、自社の素材で作った電池ではエネルギー密度に制約があることを明らかにしている。つまり、スタートアップは電池により多くのエネルギーを詰め込むか、車により多くのバッテリーを積めるようにすればいいわけだ。
以前は MyBanker の名前で知られた One Tap BUY は、人々が貯金や投資を簡単に管理できるモバイルアプリの開発に特化している。同社はこれまでに、モバイルインターネットキャピタル(NTTドコモとみずほ証券が出資)、DBJキャピタル(日本政策投資銀行の投資部門)、三井生命保険の三生キャピタルと、他の非開示のベンチャーキャピタルから資金調達している。
Crowdify
東京を拠点とするニュージランド人起業家 Michael Q Todd 氏がローンチした Crowdify は、クリーンテック、モバイルEコマース、フィンテック、バイオテック、ヘルステックなどのテクノロジー分野について、世界の主要都市に5人〜10,000人までのインフルセンサーのコミュニティーを作ることで、スタートアップの成長を支援することを目的としている。
それでも大規模の投資を受けた Zomato に比べ、Good Eggs の状況はさらに深刻である。オーガニック食品配信スタートアップの Good Eggs は、今年8月にサンフランシスコを除くアメリカ全土のサービスを中断すると明らかにした。これにより、サンフランシスコ本社の従業員を含む140人が解雇された。収益が悪化し、100人余りでチームを再編成した Good Eggs は、サンフランシスコベイエリアでのサービスは、持続していく予定だと明らかにした。
140人を解雇した理由について、共同創業者兼 CEO である Rob Spiro 氏は、ロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズなどにサービスを展開し、あまりにも急速に成長ししようとしたことを最大の過ちに挙げた。彼は、これらの地域に新たな食品流通チャネルを作成することをあまりにも簡単に考え、直面する問題を予測していなかったと告白した。