via Flickr by “Dushan Hanuska“. Licensed under CC BY-SA 2.0.
クラウドコンピューティングサービスを提供するAmazon Web Services(AWS)は、今年10月の同社の年次イベントで、IoTデバイスを接続し、デバイスからの情報をAWS上のアプリケーションや他のデバイスに送るプラットフォーム「AWS IoT」のベータ版の提供を開始することを発表した。昨日付けの同社ブログで、AWS IoTはベータ版期間を終了し一般に利用可能になることが発表された。
AWS IoTの構築にあたっては、AWS Lambda、Amazon API Gatewayなどの各種AWSサービスが、強力なIoTアプリケーションをつくる上で必要となるリスポンシブで、スケール可能なインフラを提供すると述べられている。
今回のベータ期間内には、新たな機能も追加されている。AWS Mobile SDK for iOS もサポートするようになったこと、そしてデバイス間のメッセージのやりとりとデバイスゲートウェイにおいて、IPv6 も対応するようになったことだ。
『X: The Experience When Business Meets Design』という最近出たばかりのこの本はこの問題を取り上げ、企業に対して、顧客の考え方や行動に訴えかけるためにも技術やクリエイティブなマーケティング戦略の先を考えるべきだとアドバイスしている。こういった顧客の期待は、スマートフォンやオンラインのショッピング、レビューなどの普及により大きく変遷を遂げてきた。この本の著者でProfetのグループ会社であるAltimeter Groupの主任アナリストであるBrian Solis氏が訴えたいことはつまり、すべては人間らしくあることだ。つまり、顧客を売上記録の数字として扱うことを止めて、個々人のために経験を築き始めるべきだということだ。
古いことわざの「Xはいるべき場所を意味する(X marks the spot.)」とは使い古された言い回しに聞こえるかもしれないが、人々の結びつきを探し出そうとしているときにはまさに当てはまる。Xは、ビジネスが最新のデジタル戦略が顧客を集めてくれるだろうという無作為広範囲的な考え方を脱出したときに、探し求めるべきスイートスポットだ。マーケティング、セールス、エンジニアリング、デザイン、ビジネスなどの部署を伝統的な縦割り体制(Solis氏が「Circle of Rife」(はびこりの輪)と呼ぶもの)から押し出し、彼らを共通の明確なゴールに向けて共に動かすことだ。
Xはありふれたビジネス書籍ではない。Soli氏の過去の書籍『Engage』、『The End of Business as Usual』そして『What’s the Future of Business』に続くものだ。ビジネス戦略に焦点を当てるのではなく、Xは社会学的な問題とデザインの問題を取り上げている。顧客と親密さを築き上げるために、企業がなにをすべきかか各論に入ることなく、ハイレベルな議論を提供している。それは合理的なことだ。それぞれの企業の置かれている立場は違うし、細かい課題については各企業が解決するべきだ。
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