商品受取後の支払いで、ECに安心感を与えるーーBASEが後払いを開始、数千店舗が導入へ

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インスタントにコマースが開設できるBASEが12月1日から開始しているのが「後払い」サービスだ。BASEかんたん決済の一部として提供される。

BASEで店舗を運営している事業者はこのオプションサービスを利用すると、購入者が商品を受け取った後に代金を支払う決済フローが可能になる。代金は商品受取後に2週間以内にコンビニや銀行、郵便局で支払うことができる。

万が一、購入者が商品受取後に代金を支払わなかった場合のリスクはBASEが負担する。購入者は後払いを利用すると300円の手数料がかかる他、導入店舗には1決済あたり商品代金の6%を手数料として負担することになる。

これまでもBASEでは商品が届かない場合に決済しない仲介方式(エスクロー)を導入するなど、小規模事業者に発生しがちな売買トラブルに備えていたが、今回の後払いサービスで更に信頼感の向上が得られると考えているようだ。また、事業者側も入金確認の手間が必要なく注文後にすぐに発送できるので運営効率がよくなる。

「お客さんの要望も勿論あるんですけど、もともとやりたかった事ではあるんですよね。後払いって凄くて、買う時本当に余計な事何もしなくて良いんです。クレジットカード番号入力するとか、事前にコンビニ行って支払うとか。やっぱり、これからのECってどんどん短い時間でサクッと買う場面とかが増えていくと思うので、そっちの方向に行くのは自然かなって感じです。まだまだ良くしないといけない所も勿論いっぱいあるんですけど」(BASE代表取締役の鶴岡裕太氏)。

なお、鶴岡氏によればサービス開始1週間程で数千店舗の申込があり、審査に時間がかかっているということだった。(通常であれば1週間程度で審査が完了する)

後払いというのは当然、商品受け取り後に払わないというトラブルも一定数発生することが考えられる。この辺りは後払いで代金回収に入る仲介事業者がいくつか存在しているということで、準備はしているということだった。

「今まで以上に一気に色んな人達が今後ECで物を売り出していく中で、どうしてもトラブルはつきものだと思うんです。なので、そこをできるだけ減らしたいってのもありますね。商品が届いてからお金を払う。購入者が万が一代金を支払わなかったとしてもBASEが必ず補填する。この辺はECの発展とかには不可欠かなと」(鶴岡氏)。

ECの伸びしろをさらに拡大させるためには、小さな商取引きを安心して行える世界観が必要になってくる。ここは従来のコマース・プラットフォーマーとは違うアプローチや考え方が必要になるのかもしれない。

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