IoT ベンチャーズが照明・空調の制御を行うサービス「e-on」を開発

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e-on

MASS、NetLED、Sassorの3社が、照明・空調の制御を行うサービス「e-on」を開発した。同サービスはインテルの声掛けで集まった「IoT ベンチャーズ」という活動を通じて生まれている。

「IoT ベンチャーズ」は、2015年5月に開催されたIoT関連の展示会向けデモ開発を切っ掛けに、インテルの声掛けで集まったぷらっとホーム、NetLED、Tangerine、インフォキューブ、LAFLA、SASSOR、MASS、ピーシーフェーズの企業集団だ。

彼らが開発した「e-on」は計測した電力データを元に「電力の計測/モニタリング」「照明の制御」「空調の制御」の3つのサービスを提供。制御に関しては、ピーク時のデマンド値削減や時間帯による制御、各種センサー情報など、様々なルールを策定可能になっている。

「e-on」はエスコモデルをとっており、これによりこれまで大規模事業者でしか導入できなかったBEMS(Building Energy Management System)システムが、簡単に導入が可能となっている。

エスコモデルとは、最先端の照明設備、照明制御、空調制御導入によって得られた月々の電気料削減金額から、レンタル費用をまかなうことで、初期導入費用、メンテナンス費用など、コストをかけることなく設備導入が可能という仕組み。契約終了時には、すべての設備資産を無償譲渡する。「e-on」のサービス提供開始は 2016年1月を予定している。

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