300ドルの超小型の360°カメラ「Luna」は、防水・手ブレ防止などで人気プロダクトに

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360°撮影できる「RICOH THETA S」などの全天球カメラが普及し始め、360°動画再生にouTubeやFacebookが対応し、Flickrも360°画像に対応、Gear VRが登場するなど、360°のコンテンツを楽しむ環境が今年は随分整ってきた。

今回Indiegogoに登場し、さっそく話題となっている「Luna」は、直径6cmで170gという小ささで、190°の魚眼レンズを2つ搭載、本体に32GBのストレージ、バッテリーは90分〜120分持続する新しい360°カメラだ。
IP68(防塵、防水の最高基準)仕様で、H.264でに対応、カメラレンズの明るさはF1.8。

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内蔵する9軸ジャイロスコープで手ブレ防止を実現、またカメラをどんな向きにしても水平を保つためにもジャイロスコープが使われているとのこと。
WiFiでスマートフォンと接続し、アプリからリアルタイムプレビューが可能、さらにストリーミング配信可能だ。

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充電はApple Watch等と同等のマグネットチャージになっていて、このマグネットを利用して壁や冷蔵庫にLunaを磁石固定して撮影することも可能。

Lunaを開発しているMemora社は、シリコンバレーのNASAリサーチパークにあり、また台湾のElan Microelectronics社と量産体制を組んでいるので、発売の実現性は高いと言えるだろう。
現在Indiegogoでクラウドファンディング中だが、目標金額の5万ドルは募集開始してからまもなく達成している。
299ドル(約3万6千円)程度で入手可能で、出荷は2016年の10月を予定している。

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