「距離」と「方向」だけで海外旅行が楽しめるアプリ「Pilot」にニューヨーク編、乗り換え案内にも対応

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Pilot-New-YorkPilot-navigation

方向音痴を救うナビアプリ「Waaaaay!(うぇーい)」でも知られるチーム方痴民。同チームは、2015年8月に「距離」と「方向」だけで最寄りの駅や観光スポットを案内する海外旅行者のためのガイドアプリ「Pilot(パイロット)」をリリースしました。最初が東京編、その後、日本国内では京都、また海外では、スペイン(バルセロナ&マドリード)、パリ、香港、台湾(台北)と6都市に対応しています。

このラインナップに新たに加わったのが、Pilot ニューヨーク編です。自由の女神やブルックリンブリッジ、グランドセントラルやオイスタバー、ブロードウェイやMoMAに至るまで、ニューヨークに行くなら見逃せない観光地の情報が網羅されています。観光地はもちろん、レストランやショッピングモールなど網羅する場所の数は7,000件超。特におすすめの観光地に関しては、写真や説明文、開閉時間、料金といった情報も確認できます。

また、ニューヨークの複雑な地下鉄の乗り換えにも対応。Pilotは完全にオフラインでも使えるため、SIM契約や国際ローミングなどを準備することなく、乗り換え案内的にも使うことができるとのこと。

海外旅行に行く時、旅行者の多くはガイドブックなどで事前に情報収集をし、また目的地に着いてからはGoogle マップなどを使ってナビゲートすることが多いはず。既存アプリとの棲み分けをしっかり意識し、Pilotの主要機能である徒歩ナビ機能について、コンテンツの質と量の側面から強化していく予定です。

「事前に情報を得ることはガイドブックやGoogle Mapsに任せて、Pilotでは、実際に現地を観光している際の乗り換え案内や、最寄駅から目的地までの徒歩ナビに集中したいと思います。公共交通機関を降りてからのラストワンマイルを埋めたいですね」

以前、ロンドンに遊びに行った時のこと。SIM契約をしなかったため、スマホを外出中に使うことは叶わず。本やWebで事前に行きたい場所を調べて、それをGoogle マップでブックマーク。外出時は、GPSを使ってブックマークした場所を目指しました。この方法だと、寄り道をする隙間がなく、素敵な観光スポットがあることを知らずにみすみす通り過ぎてしまっていることも。

Pilotなら、「観光」という目的のために作られているため、こんなもったいないが発生せず、今、自分がいる場所に近い観光地などを見過ごしてしまうこともないはず。今後も、観光都市を中心にアプリをリリースしていくとのこと。現在の7都市から2016年中には20都市くらいまでを網羅する予定で動いています。

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