1時間2,000円の家事代行サービス「Swipp(スウィップ)」の月間サービス提供回数が1,000回を突破

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Swipp-website

少し前まで、金銭的な余裕がある一部の人が利用するにとどまっていた家事代行サービス。それが、より安価な選択肢の登場によって、さまざまな人にとって手に届きやすくなってきています。そんな選択肢の一つで、2014年12月にサービスを開始した「Swipp(スウィップ)」が、月間のサービス提供回数が1,000回に到達したことを発表しました。

Swipp サービス提供回数の推移
Swipp サービス提供回数の推移

スウィップは、1時間2,000円で利用することができる東京エリアを中心に展開する家事代行サービス。提供するサービスには、「できるビジネスパーソンのための家事お任せプラン」(150分:バスルーム、キッチン、手洗い、部屋の掃除)や、「働くママの救世主プラン」(180分:料理一食分、洗濯畳み、部屋の掃除)など。依頼数における継続依頼の割合が90%を超えていることからも、サービスへの満足度が見て取れます。

スウィップの強みは、1時間2,000円という低価格と、高い顧客満足度。低価格を実現する鍵を握るのは、徹底した社内業務の合理化や自動化にあります。予約からスタッフ調整、そして最後の決済や評価などのフローのみならず、経理から情報共有に至るまで日常業務のほとんどを自動化し、社内コストを抑えています。

また、顧客満足を高めるために欠かせないのが、スタッフの質。スタッフの質向上のため、業務経験豊富な人材による厳しい面接研修、丁寧な技術指導を施し、スタッフ全員が同じように質の高いサービスを提供できるよう、掃除技術や接客技術に関するマニュアルを用意しています。また、1時間1,600円という高額報酬もスタッフのモチベーションに繋がっているとのこと。

スウィップを作る上での最大のこだわりは、「シンプルであること」だと話す、同社代表の真鍋 孔明さん。真鍋さんは、プラントエンジニアリング業界の出身で、当時から、暮らしのインフラを構築することへの情熱を持っていました。起業を決意したのは、偶然目にしたGoogleの自動走行車のデモビデオがきっかけでした。

「自分が生きている間に世界は本当に変わるんだ。その渦中に飛び込みたいと強く思いました。その後、自分が情熱をかけられる事業プランを100近く策定し、その中でも今後もっとも必要とされるであろう家事代行サービスを事業化することに決めました。スウィップをまず日本で定着させることで、家事に追われるのではなく、人が人と向き合う時間を少しでも増やしていきたいです」

今後、提供エリアおよび提供サービスの充実を図り、2018年度の年間サービス提供回数12万回の突破を目指していくとのことです。

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