まず3ヶ月の業務委託で能力と互いの相性を確認できる転職サービス「TRYOUT」がリリース

SHARE:

tryout top

人材の適切なマッチングは難しい。どれだけ個人と会社が合っているかは、働き始めないとわからないからだ。「この会社は自分に合っている」実際に働いてみて、そう感じ取ることができたら、その人はきっとその会社に就職することだろう。

これはフリーランスであっても同様だ。数年フリーランスを続けると、フリーランスを継続するか、どこかの企業に就職するかを考えることが多い。だが、フリーランスから正社員への転身は、どうしても慎重になる。

tryout logo

両者ともに慎重にならざるをえないこうした状況に対するソリューションとして生み出されたのが、人材紹介サービス「TRYOUT(トライアウト)」だ。その名の通り、スポーツ団体への加入を希望する選手が関係者の前で能力をアピールし、契約を目指すように就職の前に自分の能力を示すことができる。

「TRYOUT」は、初めの3ヶ月間を業務委託契約とし、実務を通して求職者の適性と会社との相性を見極めた後、双方合意の下で正社員としての転職を決定できるというサービスだ。

同サービスでは、実際のプロジェクト等を通じてスキルをアピール可能なため、入社決定の際には専門コンサルタントのフォローを受けながら、条件交渉を行うこともできる。適正な評価のもと、働くことができる。

tryout map

対象となるのは、デザイナーやエンジニア、マーケターなどスキルを持った人々。求職者はサイト登録後、コンサルタントがヒアリングを行い、求職者の希望にマッチする候補企業を推薦する。その後、企業との面談を行いトライアル期間を開始。

「TRYOUT」は、企業側は業務委託のマッチング費で30万円、採用したら追加で70万円を支払う。求職者は無料で利用でき、仮に入社に至らなかった場合も、トライアウト期間はフリーランスとしての勤務期間となるため、キャリアに傷がつくこともない。

「TRYOUT」を運営するパラフトは、これまでにも新たな働き方を目指す企業が掲載される転職・求人メディア「Paraft」を運営してきた。

中川氏「独立や起業といった挑戦も重要ですが、会社で働いている方の中には、事情があって独立できないという方もいます。正社員雇用という仕組みの中でも、よりチャレンジができるようにするということが重要だと考えるようになりました」

と、パラフト代表取締役の中川亮氏は語る。「転職となるとマス向けになるので、多くの人に興味を持ってもらえるのではないでしょうか」と、「TRYOUT」への期待を語ってくれた。

中川氏「初年度の目標は300名ほど。「Paraft」の状況を見て、この数字なら実現できると思いましたし、何よりまずはマッチングの精度を大事にしたい。まずは精度高く、確実にマッチングを増やしていきます」

パラフトは、オフィスの一部を解放して働き方の相談ができるスペースにする予定もあるという。少しずつ、働くということに対する考え方や価値観が変わり始めている現代、「TRYOUT」がどのように受け入れられるのか、興味深い。