Uberが評価額625億ドルで、21億ドルの資金調達を計画【報道】

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Above: An Uber car in San Francisco. Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat
上:サンフランシスコのUberの車
Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat

米カリフォルニア、サンフランシスコに拠点を置く、タクシー代替サービスの Uber が調達後の評価額625億ドルで、21億ドルの調達を計画していると本日報道された(編注:原文掲載12月3日)。

Bloomberg が本日報道した内容によれば、Uber は既に関係書類をデラウェア州に提出したとのこと。

今回のラウンドに参加する投資家には T. Rowe Price と Tiger Global が含まれると報道は伝えている。ピッチにおいては、Uber は総収益は100億ドルになる見込みであると投資家に伝えたと Bloomberg は報じている。

同社は継続的に資金調達をしているようだ。今年7月には10億ドルを調達したと報じられている。

投資家にCarl Icahn氏が参加している競合のLyftは、先月40億ドルの評価額で5億ドルを調達を計画していると報じられた。Lyft は、年間収益は10億ドルになる見込みだと先日発表した

本日、Lyft は東南アジアの GrabTaxi、インドの Ola というハイヤーサービスと新たに提携したことを発表している

Ube rの中国における競合 Didi Kuaidi(嘀嘀快的)は、300万ドルの資金調達ラウンドを計画していることが9月に報じられている

Uber は、多くの理由において、多額の資金を必要としている。市場で勝たなければならない競合が複数いる。自動運転車への取り組みも始まっている。対処しなければならない法的問題も抱えている。

Uber はコメントを辞退している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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